馬籠宿バス停の交差点です。中山道で、江戸へ八十里半、京へ五十二里半のポイントです。長い京と江戸の道の中〇〇半との表示はリチギというかなんとも微笑ましい真面目さですね。ここに至ってようやく平坦な場所になりました。
石畳の坂道が二通りになっています。どちらかがバイパスなのでしょうか。そういえば以前訪れた時はこんなに整った石畳ではなかったと思います。あまりにもきれいな「近代的舗装」になってしまって少し違和感がありました。
鳥の鋭い鳴き声のする方角を見上げました。声の主はムクドリですが、止まっている場所が岐阜県の美濃市での古い町並みで見かける「うだつ」であることに気が付きました。この宿場町にも「うだつがあがる家」があったのですね。