教育史研究と邦楽作曲の生活

一人の教育学者(日本教育史専門)が日々の動向と思索をつづる、個人的 な表現の場

日本音楽

2005年12月10日 22時28分16秒 | Weblog
 今日は昼過ぎに登校。学部3年の卒論構想発表会に行くつもりが、時間を確認してなかったので、一番聞きたかった発表が終わった後に着いてしまいました。発表する研究室の後輩もいないし、特にやる気にならないので、帰ることにしました。
 来年頭に邦楽関係の仕事があるので、帰宅して読書。まずは肩慣らしにと、團伊玖磨・小泉文夫『日本音楽の再発見』、講談社現代新書、1976年を読み切る。西欧音楽を日本人が無自覚に勉強・演奏することの問題提起と、生活と音楽の密接性、日本人による日本音楽の再発見の提唱などを対談した本です。この本の内容で、一番興味深く読んだのは、近代日本の音楽教育の西洋化について、と演奏会形式の音楽発表形式の問題性についてでした。
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