教育史研究と邦楽作曲の生活

一人の教育学者(日本教育史専門)が日々の動向と思索をつづる、個人的 な表現の場

論文にまつわる、根強い「負け犬根性」

2007年12月09日 21時58分52秒 | Weblog
 めずらしく非常勤の準備がスムーズに済んだので、時間ができました。
 そこで、書きたいが気づいたら1ヶ月近く経っていたことをダラダラと。

 書きたかったこととは、以下のこと。
 某学会に投稿していた論文が、全国レフェリーを通過し、紀要に近く掲載されることになりました。まだ修正するよう指示が来ていますが、その指示と一緒に「掲載されます」という証明書が送られてきました。修正済み完成原稿の〆切は、1月なかばのある日。
 様々な理由から、このところの私は全国レフェリーをとるのをほとんどあきらめていたので、まさに「青天の霹靂」でした。普通よろこぶべきことなのですが、投稿論文についてあちこちで何度も不採用を食らってきたし(この3年間で少なくとも7回連敗)、かなり後ろ向きの気持ちがこびりついているらしく、実はまだ半信半疑なのです(笑)。不安の原因は、修正指示の内容にもあります。指示に応えるには手元の資料が足りない(あるかどうかもわからないのもある)こと、または紙幅が足りないことがほとんどなのです。応えられるものは誠実に対応するのですが、対応できなくても重要な指示ばかりなので、正直、「どうしよう…」という不安でいっぱい。そうして「ホントに載るのか?直した後で『やっぱダメ』って言われるのではないか?」と考えていると、気づいたら1ヶ月経っていました。
 印鑑つきの証明書もあるので、ここで水の泡になることなど、よっぽどのことがなければあり得ないですし、疑念を持つのも失礼なのはわかっています。ただただ、私の「負け犬根性」の根強さに驚くばかりです(苦笑)。こんなものを何年も何年も長々と「培ってきた」のかと思うと、ゾッとします。今後、少しずつでも自信をつけていければいいなぁ。
 ここまでくるのに、かなり「しつこく、しつっこく」投稿を繰り返しました。おそらく同一人物であろう審査者には迷惑をかけたと思います。申し訳なく思うとともに、根気強くつきあってくださったことに感謝したいと思います。

 さて、どう直そう…(^_^;)
コメント
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