教育史研究と邦楽作曲の生活

一人の教育学者(日本教育史専門)が日々の動向と思索をつづる、個人的 な表現の場

逃げたい気持ちを乗り越える―「わがまま」をコントロールする

2010年06月30日 23時55分55秒 | Weblog
 逃げたくなるのは、結果を知りたくないから。
 失敗したという現実を見たくないから。
 成功しているかもしれないのに、たとえ失敗であってもたいしたことないかもしれないのに。

 逃げたくなっているときは、だいたいパニックにおちいっている。
 何がなんだかわからなくなって、すべてが嫌になる。
 でも、落ち着いて原因を見極めれば、その原因はただ、結果を知りたくないだけだった。
 それはただ、現実から目をそむけているだけ。

 なんだ、そんなことか。
 わけがわからなくなって、不安に飲み込まれてしまいそうになるけど、
 それはただ、現実を見たくないという、ただの「わがまま」。
 現実は、目を背けても、かわらずそこにある。必ず結果は出てしまう。
 だったら、腹をくくってぶつかっていくしかないじゃないか。

 でも、足が動かない。体が動かない。
 でも、「わがまま」なら、自分の気持ちだから、自分でコントロールできるはず。
 今、制御不能なら、少し時間をおいて、様子をみよう。
 「わがまま」なら、満足すれば、自然に落ち着く。
 落ち着けば、自分は戻ってくる。
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