教育史研究と邦楽作曲の生活

一人の教育学者(日本教育史専門)が日々の動向と思索をつづる、個人的 な表現の場

来週から、学会発表・教職実践演習

2011年11月12日 23時55分55秒 | 教育研究メモ

 何とか11月2週目を切り抜けました。
 この土日は久々に休みでして、ある意味「台風の目」。来週から再度忙しい日々…(来週・再来週の土日がないのは自分の都合だが)

 来週から忙しいのは、例えば来週末には中国四国教育学会で発表します。発表題目は「明治20年代前半の大日本教育会における教師論」です。3年前・昨年の発表につづく続編です。『大日本教育会雑誌』に掲載された教師論(教師を主題とした記事に限定)は、どんな内容傾向を持っていたかを検討します。博論のための基礎研究の一つです。
 また、来週から3週連続、今年度から新しく始まった「教職実践演習」の担当回なのです。旧「総合演習」に代わって導入された「教職実践演習」は、最終学年実施のため、4年制大学では再来年から実施されます。しかし、短大では今年度から始まっているわけです。4大での実施はまだまだ先の話なので、参考にできそうな教科書や研究書もほとんど出版されていません。私はもちろん、他の先生方も手探り状態でどう授業を作っていくか、まだまだ悩ましい日々は終わりそうにありません。授業はすでに始まっており、私も2回ほどすでに実施しました。皆授業づくりに苦労しておりますが、先生方も学生側も、比較的手応えを感じているようです。私はというと…悪くはないが、うーん、まだまだ工夫が必要だなぁ…という感じです。

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2 コメント

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いつも拝見しています (古家貴雄)
2011-11-14 09:22:46
いつも白石さんのブログ、興味を持って拝見させてもらっています。で、色々勉強になります。以前もコメントさせてもらった経験もあります。授業や学会の準備本当にご苦労様です。白石さんの姿勢を見ますと、こっちも甘えていられないと思います。現在、高等師範学校での英語教授法の実態について研究しています。今後も白石さんのブログから学ばせてもらいうこと沢山だと思います。どうかお身体気を付けられながらご活躍ください。応援しています。
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いつもありがとうございます (白石崇人)
2011-11-16 01:04:29
遅くなりましてすみません。
古家先生、コメントありがとうございます。コメントをいただいたのは、3年ぶりくらいでしょうか。何年もわたって見ていただいて、感謝いたします。
弱音を吐いたり、むりやり前を向いたりしながら、何とか生きていることを綴っているだけですが、何か感じるものがあれば幸いです。
高師の英語というと、岡倉由三郎ですか。英語は、師範学校生徒にとって泣き所の一つだったようですね。教員養成史の観点からも興味深い研究テーマです。
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