教育史研究と邦楽作曲の生活

一人の教育学者(日本教育史専門)が日々の動向と思索をつづる、個人的 な表現の場

実習訪問で隣県へ、講義用テキスト執筆中

2009年09月03日 20時01分28秒 | Weblog
 本日は、実習の訪問指導のため、隣県の中国山地に分け入ってきました。日帰りで車で往復9時間(行き3時間、指導3時間、帰り3時間)。さすがに疲れました。訪問しなくてはいけない実習園がもう1園くらい多かったら、泊まりで行きたいです。このところ遠出が多くて、腰の調子が思わしくないので、注意しないといけないですね。動けなくなったら、何にもできなくなりますので。
 写真は、隣県の大きな某S湖。写真になるとあんまりよくわかりませんね(汗)。帰り道に撮りました。

 話は変わりますが、実は今、講義用テキストを作成中です。やろうと思った一番の理由は、家計の厳しいうちの学生のために何かやれることはないか、と考えたから。担任やってるといろいろな学生を見ますが、ホントに奨学金がなければ在学すらままならない学生もいます。不況による家計の急変が直撃してしまった学生も出てきています。2、3,000円もする教科書を買わせるのは、本当に忍びない気持ちになります。
 また、私の講義で取り扱う内容は、既存の教科書一冊では対応できないので、個人的にもちゃんとまとめたいと思っていました。口頭説明と板書だけでは理解に限界があるし、予習・復習もしっかりしてほしい。そんなこんなの理由で、講義用テキスト(教科書とは言わないでおく)を作ってます。
 とりあえず「教育原理」(保育者志望者向け、15回分)と「道徳教育」(8回分)に取り掛かっています。正直、途中で挫折しそうです(笑)。先日、「道」と「徳」の語源について、連続して追加したのはその過程で出たもの。画像がほしかったんです。ちなみに、「教」「育」の語源は紹介されていても、意外に「道」「徳」の語源について言及している道徳教育教科書は少ないような気がする? 参考文献は、いつもの『漢字源』です。
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