教育史研究と邦楽作曲の生活

一人の教育学者(日本教育史専門)が日々の動向と思索をつづる、個人的 な表現の場

ごたごたしてますが、研究も進めてます

2010年06月21日 23時55分55秒 | Weblog
 なかなか記事にできる内容がないのですが、なんとか生きております(笑)。
 研究もぼちぼち進めています。8月の日本教育学会大会での発表要旨が今月末の締め切り。この学会の発表要旨はPDF化されて公開されてしまうので、生半可な出来ではマズイのです。題目は、「明治30年代初頭の鳥取県倉吉における教員集団の組織化過程-師範卒教員と検定教員との衝突・分離・合流」です。史料は、先月地方教育史学会の発表で用いた『東伯之教育』の、当日使わなかった記事を中心に使います。明治32年の東伯郡(今の東伯郡と倉吉市を足した地域)で起きた、郡教育会の解散・再編事件を中心に論じたいと思っています。それを通して、当時の教員集団がかかえていた特有の問題領域があったことがわかるのではないかと思っています。
 教員史研究のまとめもしたいのですが、少しまとめにくい本にぶちあたってしまい、足止めを食らっております。
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