2010/03/02 OnAir - 1st. Week
01.Simon & Garfunkel:The 59th Street Bridge Song (Feelin' Groovy)
02.Smokey Robinson & The Miracles:You've Really Got a Hold On Me
03.The Miracles:Shop Around
04.Smokey Robinson & The Miracles:Whatever Makes You Happy
05.Jesse Ed Davis:Crazy Love
06.佐野元春:週末の恋人たち
07.Tom Petty & The Heartbreakers:Breakdown (Live At the Forum, Los Angeles)
08.Ron Sexsmith:Hands of Time
09.Nikki Yanofsky:Flyin' Home
10.Alanis Morissette:Hand In My Pocket
11.Sarah McLachlan:World On Fire
12.Diana Krall:Everytime We Say Goodbye
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■内容の一部を抜粋
・The 59th Street Bridge Song (Feelin' Groovy)
「59番街の橋」はサイモン&ガーファンクルがニューヨーク、イースト・ヴィレッジのクィーンズ・ボロー・ブリッジの風景を歌った曲で、"もっとゆっくり歩こう 何かごきげんなことを探そう"と歌っている。リスナーからのリクエスト。
・You've Really Got a Hold On Me
スモーキー・ロビンソン & ザ・ミラクルズの初期な貴重なトラックを二枚組にまとめたコンピレーション・アルバム『Depend on Me: The Early Albums
・3PICKS!
「Motoharu Radio Show」では毎月番組推薦盤3枚のCDをピックアップしている。今月3月の「3PICKS!」はスモーキー・ロビンソン & ザ・ミラクルズ『Depend on Me: The Early Albums
・スモーキー・ロビンソン & ザ・ミラクルズ
『Depend on Me: The Early Albums
「個人的には'60年代中盤以降のとてもスウィートなミラクルズも好きなんですけれども、このレコードで聴ける初期のドゥーワップ、そして若いスモーキー・ロビンソンの声、とても魅力的です」と元春。
「You've Really Got a Hold On Me」は後にビートルズがカヴァー。ボブ・ディランはスモーキー・ロビンソンを最高のソングライターだと言っていた。スモーキー・ロビンソンのメロディ、リリック、そして独特の節回しを持った歌い方は後の新しいミュージシャンに与えた影響はとても大きかった。
「そうですね。僕が好きなミラクルズの曲。たくさんありますけれども、詞が面白いなと思うのはShop Aroundという曲。お母さんが年頃の息子にアドバイスしています。"あなたはもうすぐ大人になる。世の中にかわいいコはたくさんいるけれど、本当に愛してくれるコが見つかるまで、いろいろなコと付き合ったほうがいいわよ"。本当にその通りですよね。年頃の男の子がいるお母さん、是非息子にこのアドバイスを送ってあげてください。きっと感謝されると思います」と元春。
『Depend on Me: The Early Albums
・Crazy Love
リスナーからのリクエスト。オリジナルはヴァン・モリソン。
・週末の恋人たち
ひなまつりにちなんで。
「自分で言うのも変なんですが、ちょっとロマンティックなこの曲。'80年代大滝詠一プロデュース『ナイアガラ・トライアングル VOL.2』に収録したレコードです」と元春。
番組のウェブサイトにあるMRS STREAMSでは、モータウンに影響を受けた曲で、スモーキー・ロビンソンがプロデュースしたメリー・ウェルズの「My Guy」のフレーズの一部を曲の中に織り込んだと話している。
・GreenPeople
環境問題に取り組むユースたちを紹介するレポート「GreenPeople」。毎週このコーナーでは環境を巡る社会活動を通じて様々なアクションを起こしている人たちを紹介。このコーナーの協力はNHKの環境特集番組「SAVE THE FUTURE」。
http://www.nhk.or.jp/savethefuture/mamoribito/index.html
今週は「ブックアラウンド代官山」というプロジェクト。2006年から東京、代官山の街を中心に本や雑誌のリユース活動を行っている。おしゃれなカフェやヘアサロンなどが集まる代官山。それぞれのお店においてある本や雑誌を捨てずに、また別のお店へと循環させていこうという取り組み。
http://www.nhk.or.jp/savethefuture/mamoribito/movie/motoharu1.html
・Breakdown (Live At the Forum, Los Angeles)
最近出たトム・ペティ & ザ・ハートブレイカーズの4枚組のライヴ・アンソロジー『The Live Anthology
「4枚組全48曲。とても聴きごたえのある素晴らしいライヴ・アンソロジーです。番組では来週の3PICKS!でこの作品を取り上げたいと思います。是非楽しみにしていてください」と元春。
・Hands of Time
番組後半は先頃閉会したバンクーバー・オリンピックにちなんでカナダのシンガーの特集。
ロン・セクスミスはカナダ、オンタリオ出身のソングライター。
「素晴らしいメロディ・メーカーですよね。僕も好きなシンガー・ソングライターのひとりです」と元春。
・Flyin' Home
バンクーバー冬季オリンピックの開会式の式典で一際注目を浴びていたのが16歳のシンガー、ニッキー・ヤノフスキー。式典ではカナダの国歌を歌った。彼女は十代でエラ・フィッツジェラルドのトリヴュート・ライヴを行ったそうだ。後にジャズの名門レーベル、バーブから史上最年少の歌手としてデビュー。最近出たアルバムから「Flyin' Home」。
「あぁ素晴らしいスキャットですね。聴いていて楽しくなります。このレコーディングをしたときは12歳だったとのこと。正にカナダの美空ひばりと言っていいと思います」と元春。
・Hand In My Pocket
リスナーからのリクエスト。
「カナダ出身のアーティストといえば思いつくのはニール・ヤング、k.d.ラング、ジョニ・ミッチェル、ザ・バンド、アラニス・モリセット、ほかにもたくさんいます」と元春。
・World On Fire
カナダ出身の女性シンガーといえば元春の場合サラ・マクラクランなのだという。バンクーバー冬季オリンピックの開会式の式典にも出演していた。
・あなたが大人になったと感じた瞬間
リスナーから「映画のちょっとしたワンシーンでほろっと涙が落ちたとき。実は大人になるとこんなにも涙もろくなると知らなかったんですよね。元春はどうですか?」というコメント。
「僕はちょっと恥ずかしいんですが、子どもの頃から涙もろい体質でした。逆に大人になってからはしっかりしてきています、と思います」と元春。
・Everytime We Say Goodbye
カナダが誇る素晴らしいシンガー、ダイアナ・クラール。現在はエルヴィス・コステロと結婚して双子の母親となった。最近のアルバムの中からコール・ポーターの名曲を歌っている。曲の中ではこんなふうに歌っている。"あなたとさよならするときは いつもちょっとだけ死んでしまう あなたとさよならすると いつもちょっとだけどうしてと思う 音楽がメジャーからマイナーに変わってしまうような ちょっとだけ変な感じ あなたとさよならするときは いつもそう"
・番組ウェブサイト
「番組ではウェブサイトを用意しています。是非ご覧になって曲のリクエスト、番組へのメッセージを送ってください。待ってます」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/