姫路城

2008年08月06日 | 神戸、兵庫
美術館で「アメデオ・モディリアーニ展」を見た後は姫路城に行った。



姫路城は現存する城で最大規模の木造建築。1346年、赤松貞範が築いたとされている。優雅さに防火をかねて塗られた白漆喰から別名「白鷺城」と呼ばれている。姫路城に行ったのは高校二年の課外授業以来だ。そのときは国宝ではあったものの、まだ世界文化遺産に指定はされていなかった。
http://www.city.himeji.lg.jp/guide/castle/
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A7%AB%E8%B7%AF%E5%9F%8E



ちょうどこの日は「お城まつり」が開催されていて入場無料だった。天守閣の北側に連なる「腰曲輪」を見たとき、高校生のときの記憶がよみがえった。

天守閣から見た美術館。



しゃちほこ。右側に大通りが見えます。突き当たりが姫路駅。最盛期にはあのあたりに外堀があったらしい。



ところで姫路城というと「お菊井戸」が名所として知られている。播州皿屋敷の舞台だということだ。しかし、僕が子どもの頃に聞いた東海道四谷怪談では「番町皿屋敷」なんですよね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9A%BF%E5%B1%8B%E6%95%B7



ちょうど僕が写真を撮ってるとガイドのおじさんが観光客を案内してました。その話を盗み聞きしたところによると、「お菊井戸」と名づけられたのは大正時代のことだそうで、それは石碑の裏側に記してあるとのこと。



皿屋敷の物語は築城よりも前の話という説があり時代が全く違う。大正になって当時の役人が「後付け」したのではないかという話。今では観光客が井戸にお金を投げるそうで、井戸をのぞくときらきらと光るお金が見えるという。



こういうのはあまりよくないと、そのガイドのおじさんは話しておりました。いつの日か人々は「白鷺城」の「白」という字を除いて「サギ城」と言うかもしれないと。

お菊井戸から「ぬの門」をくぐりぬけたとろにあるのが扇の勾配。扇を開いたように反り立つ石垣。敵の侵入を防ぐのが目的だとされている。櫓門(やぐらもん)には監視窓や石を落とす穴がある。



姫路城の城内の道は防護のため迷路になっていて、延々と門や階段が続く。



この日は猛暑日であったため観光は相当辛かった。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 姫路市立美術館 | トップ | BINTANG GARDEN »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

神戸、兵庫」カテゴリの最新記事