京都への行き帰りは先日NHK-FMで放送された「サウンド・ミュージアム 高橋幸宏」の録音MDをずっと聴いていた。
■サウンド・ミュージアム 高橋幸宏
2009年3月29日(日) NHK-FM 19:20 - 22:00
高橋幸宏
トークゲスト : 鈴木慶一・砂原良徳・松久淳
メッセージゲスト : 大貫妙子・坂本龍一・祐真朋樹 ・柴咲コウ・Cornelius
Playlist
SARAVAH! / 高橋幸宏
Drip Dry Eyes / 高橋幸宏
Sayonara / 高橋幸宏
Walking To The Beat / 高橋幸宏
My Bright Tomorrow / 高橋幸宏
KAGEROU / 高橋幸宏・大貫妙子
1%の関係 / 高橋幸宏
二人でくらしてみたいね / 高橋幸宏
名もない恋愛 / 高橋幸宏
PURE JAM / Yellow Magic Orchestra
RYDEEN 79/07 / Yellow Magic Orchestra
Anywhere / pupa
TOTAL RECALL / THE BEATNIKS
LEFT BANK[左岸] / 高橋幸宏・THE BEATNIKS
You & Us / Moonriders
KOKURITUS / sketch show
Something New / 高橋幸宏
At Dawn / pupa
The Words / 高橋幸宏・amiina
Out There / 高橋幸宏・Lali Puna
Emerger / 高橋幸宏・Cornelius
Meteor Rain / 高橋幸宏・Lali Puna・amiina
---------------------------------------------------
■内容の一部を抜粋
・サウンド・ミュージアム
通算22枚目となる最新アルバム『Page By Page』を発表した高橋幸宏を取り上げる2時間40分。
進行は鈴木慶一。
http://www.nhk.or.jp/sound-m/
・Turning The Pages Of Life THE BEST OF YUKIHIRO TAKAHASHI
最新アルバム『Page By Page』と同時発売で2枚組のベスト・アルバム『Turning The Pages Of Life THE BEST OF YUKIHIRO TAKAHASHI』を2種を発表。
・IN ALFA YEARS 1981 - 1985
YMO時代から所属していたアルファ・レコードとYENレーベルの作品を集めた『IN ALFA YEARS 1981 - 1985』。
このベスト・アルバムは砂原良徳が選曲したそうだ。砂原良徳はフジテレビ系のトリビア番組『カルトQ』のYMOの回で一般参加者として出演し優勝したという逸話を持つという。また高橋幸宏と鈴木慶一のユニット「ビートニクス」の最初のアルバム『出口主義』はすでに廃盤となっているが、砂原良徳は個人的にデジタル・リマスタリングを施した音源を作ったそうだ。アルバム・ジャケットも再現し、高橋幸宏と鈴木慶一にプレゼントした。
・Turning The Pages Of Life THE BEST OF YUKIHIRO TAKAHASHI
東芝EMI時代の作品を集めたのが『IN EMI YEARS 1988 - 1996』。
作家の松久淳がゲスト。松久淳は小説『ラブコメ』で高橋幸宏の作品「今日の空」と「1%の関係」を挿入歌という形で引用している。
・1%の関係
鈴木慶一が作詞した。ただし最後のフレーズ"100% 好きだから"は高橋幸宏が付け加えたという。
松久淳はその最後のフレーズを聴いて号泣したそうだ。
・大貫妙子のコメント
昔、高橋幸宏がター坊に「王道行き過ぎだからもうちょっと冒険すれば」と忠告したことがあるそうだ。コメントでそのエピソードを話したときのター坊の声のトーンがひじょうに低かった。コメントを聴いた高橋幸宏は「ター坊、怒ってましたね(笑)」。進行の鈴木慶一さんも「かなり怒ってますよ」と(笑)。
・坂本龍一
高橋幸宏と教授を引き合わせたのは山下達郎だという。日比谷野音のイベントにサディスティックスとして出演した高橋幸宏。教授は山下達郎のサポートでキーボードを弾いていた。はじめて高橋幸宏を見た教授はおよそドラマーらしくないファッショナブルな服装に反感すら抱いたという(笑)。そのコメントを聴いた高橋幸宏は「教授はジーパンの裾切りっぱなしに草履だったからね~」と話していた(笑)。
・TOTAL RECALL
ビートニクスの曲。クルマのCM用に書いた曲だがタイトルが悪かったのかボツとなった。代わりに採用されたのが坂本龍一の「Risky」。鈴木慶一はつい最近、鈴木祥子のライヴにゲスト出演しこの曲を彼女のリクエストで演奏したのだという。
・LEFT BANK [左岸]
ビートニクスの曲。鈴木慶一も『SUZUKI白書』で取り上げているそうだ。
・Page By Page
"Page By Page"は「ページを繰る、めくる」という意味だそうだ。