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挿絵・「吾輩は猫である」

漱石の「吾輩は猫である」の世界が気に入っていて、
いつか絵にしたいと思っていたが、
ストーリーマンガではあまりに時間と体力を消耗するので、
挿絵風にしてはどうかと思った。
挿絵は場面の雰囲気が出ればいいのだろうし、
一枚絵だから気が楽だ。
しかし、有名な中村不折の挿絵があるから、
ちょっと気が引ける。
気を取り直して描いてみる。
苦沙弥(くしゃみ)先生の姪・雪江さんが先生と話をする場面。
先生の奥さんは、警察から返却された盗難品を点検中。
この場面、先生との会話の一部をストーリーマンガ風にするなら、



という感じだろうが、
全部これでやったら、何年かかるか分からない。
挿絵と文章とコマ割りマンガをうまく組み合わせる方法を
模索しているのだが、まだ確立していない。
オリジナルの文章の方がやり易いだろうが、
それはそれで、そちらの題材が問題だ。
いずれにしても難しい課題である。
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