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女性像(2017・9・22)

久しぶりの女性像。

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ロザンナ・フラテッロさん(Portrait:Rosanna Fratello)

ロザンナ・フラテッロさんは1970年頃から活躍したイタリアの歌手。

「Non sono Maddalena」(「聖女のなげき」)などのヒット曲がありますが、1971年サン・レモ音楽祭参加曲の「Amsterdam」(「アムステルダム」)という曲がノスタルジックで軽快で、気に入っています。

この曲が入賞しなかったのが信じられません。

サン・レモの舞台の映像がYouTubeで見られますが、それがチャーミングなので、アップの映像をスケッチしました。

 

 

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遂に9秒台!(桐生祥秀選手)

ああ遂に! 陸上男子100mで日本人が9秒台を出した。

49年前、1968年の米五輪予選でジム・ハインズやチャーリー・グリーンたちが手動で9秒台を記録。

同年のオリンピック決勝でハインズが電気計時で9秒台を叩きだした。

あの時の驚きは昨日のように覚えている。

私はその頃陸上競技をやっていたので、なおさら印象が強烈なのだ。

それから半世紀近く、いつ9秒台が出るのか待っていた。

今日福井の競技場でそのレースを目の当たりにした人たちが羨ましい。

もう二度と経験できない歴史的瞬間だった(掛け値なしに!)のだ。

それなのに私は、テレビ中継も無かったため、家人からのメールでそれを知った。

こんなものだろう。これが陸上競技である。大記録は、狙って目撃できるものではないのだ。

せめて桐生選手の似姿でも描いて、祝意を表したい。

それにしても後半の走りの滑らかで無駄な力の入っていなかったこと。

これが「速い走り」なのだな。

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少女像(2017・9・7)

また仕事が多くなって時間が無いので、

以前描いたラフスケッチを。

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うたのイラスト(「長崎の女(ひと)」)

1963年の春日八郎の大ヒット曲。

子供の頃、よく聴いた覚えがある。

長崎で分かれた女性を探して、再びその地を訪れる男、というのは

歌謡曲によくあるタイプの詞なのだけれど、

この曲は、曲自身の良さと共に、極端なセンチメンタリズムに陥らない

適度な抑制と諦念が感じられて、品の良さがあると思う。

春日さんの声が素晴らしくて、今聴いても引き込まれる。

年配者が、ひっそり一人で思い出して歌うのにいい曲だ。

時代を考えると女性は和服なのだろうが、さすがにその頃子供だった私にはイメージが湧ききらない。

洋服で、ちょっとそれよりは時代が下った感じで描いてみた。

夜霧の外人墓地で君と別れた、というシチュエーション。

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