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女性像(11 マンガのために)


 喫茶店のウェイトレスが実は一流の陸上競技選手、というシチュエーションで何か描けないかと思い、キャラクターを模索。
 とりあえず、その競技のシーンを今描いているが、結構むずかしい。ストーリーマンガにまで発展させるのはきついかもしれないが、そのシーンだけでも描きあげてみたい。
 マンガにおける競技の描き方、というのは開拓するのが大変である。動きのどの部分をとりあげて、どういう風につなげるか。競技への眼力が問われるのである。でもそれだから面白い、というのはもちろんある。
 試行錯誤の連続である。
 今回は、ウェイトレス姿を描いてみる。こんな感じではどうだろう。
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女子野球マンガイラスト10(ジャンピングスロー) Baseball Girl Illustration 10

オールスターに高校野球。
また野球の季節です。
ショートのジャンピングスローを。

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女性像 10

通学の車内、という感じで。
かすかに、いつもと違う表情になったかもしれない。
私の絵は、マンガのためのデッサン、という性質もあるので
何かいいキャラクターがつかめればいいのだ。
続けて行くのみ、である。
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親子酒(柳家小さん師匠の)のこと

 落語に詳しいわけではないが、昔、偶然テレビで見た、五代目柳家小さんの「親子酒」がいまだに忘れられない。


 酒好きの親子が互いに禁酒の約束をしたが・・・、という話で、後継ぎの息子の将来を案じて約束をしたものの、酒好きが飲まずにいられるわけはない。奥さんを無理やり説き伏せて(このいきさつがまた可笑しい)、内緒で飲み始める。たちまちベロベロに。
そこへ息子が得意先の勘定を済ませて帰って来る。あわてる父親。何とか酔いを悟られぬよう体裁を取り繕って「入れ!」と言うが、戸を開けて入って来たのは、やはりベロベロになった息子だった。
 得意先で酒を勧められたが、親父と禁酒をした、といってどうしても飲もうとしなかった。しかし「お前は偉い! その意気が気に入った。どうだ、その意気で一杯行くか!」と言われ、「はい頂きます。」と、二人で二升五合飲んでしまった。
 やっぱり好きなものはやめようと思ってもやめられませんなあ。お父さん。
 「馬鹿野郎! お前は何という情けない男だ・・・馬鹿野郎! ・・・お父さんが言ったでしょう、お酒を・・・飲むんじゃ・・・ないと。」眠りそうになりながら説教する親父。
 だが怒っちゃいけない。この家の財産、身上(しんしょう)はみんなお前に譲るんだから、と言いかけて親父は言い淀む。奥さんを呼ぶ。ここへ来てせがれの顔をみてごらん。七つにも八つにも見える・・・ダメだダメだ、こんな化け物に大事な身上は譲れません!
 息子はゲラゲラ笑ってこう答える。
 冗談言っちゃいけない、お父さん。おいらだってこんなグルグル回る家は要らねえや!


 有名な話だけれど、これを演じた小さん師匠の芸が絶品だった。録画したビデオを何度も見て、すっかり覚えてしまった。

この高座の映像は残っていないのでしょうね。もう一度見たいなあ。
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