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女性像(鹿鳴館風)

ラフスケッチ。

鹿鳴館風?でしょうか。

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オガサワラマシコ(絶滅鳥)

今回は鳥の絵と、ちょっとその説明。

小笠原諸島には有名な絶滅鳥が4種類(その他にもムコジマメグロなど、個別の島の特産亜種の絶滅種もあるが、それは別とする)いて、これらを全て採集したのがというドイツのキトリッツという鳥類学者だった。私は子供のころから絶滅鳥にロマンを感じていたので、この人がこれらの鳥について何と述べていたのかを知りたいものだとずっと思っていた。
 実は私はこの4種類のうち、3種類の標本をこの目で見たことがあるのだ。かつてまだロシアがソヴィエト連邦であった頃、池袋の西武百貨店で、レニングラード博物館所蔵の鳥の標本を公開する催し物があった。私は欣喜雀躍して見に出かけた。ガラスケースに収まったオガサワラマシコとオガサワラガビチョウの標本を目にした時の興奮ときたら! あまりに真剣に見ているので、ロシア人のガードマンに睨まれた。もう一つ、ハシブトゴイ(小笠原の亜種は絶滅)の標本もあった。もう一つの絶滅種、オガサワラカラスバトは残念ながら無かった。

今回、偶然にキトリッツの鳥類図録らしき本をネット上で見つけたので、このオガサワラマシコの説明の翻訳と、私の想像図を載せようと思う。(私の別ブログ「言語のある生活」では、他の鳥の解説も訳していますので、興味のある方はそちらをどうぞ。)

 

オガサワラマシコ
「私はこの見事な種類を、ボニン島(無人島=ぼにんしま)の群島で見つけた。この鳥は日本には存在せず、分布はきわめて限られているようである。
 体長はおよそ8ツォル(1ツォル=2.54cm。従って約20cm)に達する。雌は(雄に比べて)著しく小さくはないが、羽毛に違いがあり、雄の幼鳥と同様に、赤みが全く欠落している。その代り、額にくすんだ斑点があり、暗褐色の基調色がより黄色がかって混じり合っている。
 ボニン島でこの鳥は単独あるいは番いで海岸近くの樹林地帯に棲息しているが、ここでも頻繁に目にするわけではなく人目につかない。しかし性質は鈍重であり、あまり臆病ではない。
通常この鳥は地上を歩く姿を目にする。樹上に上ることは滅多にない。呼びかけの囀りはまたとない、静かな、極度にか細く、高い、笛を鳴らすような声で、その声を時に長く、時に短く、ある時は一度だけ、ある時は繰り返し聞かせる。がっしりと筋肉質の胃と容量のある食道の中に私が目にしたものは、小さな果実と木の芽のみであった。」 

オガサワラマシコはキトリッツが標本を採集した1828年を最後に、その姿を消したのである。 

この記述で想像して描いたのが上の図である。こういう想像画を描くのは楽しい。

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似顔絵(橋本環奈さん)portrait:Kanna Hashimoto

名前は聞いたことがあったんですけどね。

いい写真があったので描いてみました。

 

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女性像(ラフスケッチ 8)

忙しかったので、ラフスケッチ。

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ちょっと淋しい跳躍競技(三段跳び)

 男子100mで9秒台に突入するかどうか、大変注目を浴びている陸上競技だが、一方長らく沈滞して淋しいのが距離を競う跳躍競技、走り幅跳び・三段跳びである。

 どちらも現在の日本記録が出てからずいぶん時間が経っている。走り幅跳びの森長正樹の8m25が1992年、三段跳びの山下訓文の17m15が1986年である。

 先日、山下航平選手が16m85をマークしてオリンピック参加標準記録に到達したが、この記録は52年前の東京オリンピックの優勝記録と同じである。このままでは出場しても予選突破がなるかどうか、というところではないか。やはり17mは突破しないと戦うのは難しいだろう。かつてオリンピック3連勝した種目だけに、復活が望まれる。走り幅跳びも同様にかつて日本人が世界記録を持っていた時代もあった。「跳躍日本」の再来を夢に見るのは高望みだろうか。

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似顔絵(松岡茉優さん)portrait:Matsuokia Mayu

新しい人を描くチャンスがなかったので、久しぶりの初似顔絵。

ドラマで見たことはまだ無いけれど、NTT東日本のコマーシャルで記憶に残っています。

また描くかもしれません。

 

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雪女のスケッチ

小泉八雲の「雪女」を絵にしてみようと思った。

その「実は人間ではない」という感じがうまく描けないか、と思ったのだが、これが結構むずかしい。

完全に異界の者、というのでもなく、人間界と異界の間にいるような感じ、とでも言ったらいいのだろうか。

夫の巳之吉(みのきち)が、雪女と会ったことを決して人に話さないというかつての約束を破って昔話をしてしまい、悲しい顔で聞き入っていたお雪が、ついに観念して正体を現わす場面。

人間から、雪女に変貌していく表情。

とても難しい。視線も、微細な眼や口のニュアンスも、全体の佇まいも。

まだ十分には描けていない。これからも練習してみよう。怪談系のキャラクターには少し惹かれるところがある。(今回は、全体のトーンを少し青っぽくしてみました。)

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