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似顔絵(深田恭子さん 平時子、二位尼) (portrait KYOKO FUKADA)

「平清盛」最終回、壇ノ浦の戦いで、
もはや敗北が決定的になり、逃げ場の無くなった平氏は、各々最後の死に場所を探す。
今は亡き平清盛の妻、時子(=二位の尼)は、幼き孫・安徳天皇を抱いて海に飛び込む。
その直前、
「尼前(あまぜ)、朕(ちん)をどこへ連れて行くのじゃ。」
「尼前、なんとしたのじゃ。」
 と訊く幼い天皇に、二位の尼はこの絵に示したような表情を見せて言うのである。
「海の底にも、都はございましょう。」
そして船端から海へ、天皇を抱いたまま飛び下りて、海の藻屑(もくず)と消えるのである。
その悲しくも毅然とした役を、深田さんは深々と演じ切った。
私は見ていて不覚にも涙が流れた。
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女性像(昔描いたマンガの)

若いころ描いたマンガを今もう一度描き直しています。
昔のものだから絵はまだ落書きに毛が生えたくらいのもので
出来れば目にしたくないのですが、
マンガとしての構成は今でも気に入っています。
そこで構成はそのままに、絵だけ描き直そうと思ったわけです。
特に発表しようとは思っていないけれども、
ブログの絵と別のものを描くのも大変なので、
その主人公(?)をちょっと描いてアップした次第です。
中国物で、どこか詩でも書くような感じの、
まあ若いころの自分らしい短い作品。
本当に自分のためだけの作品です。
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似顔絵(岡田将生さん 源頼朝) (portrait MASAKI OKADA)

「平清盛」で頼朝が最初に出て来た時、
ちょっと優男すぎないかと思っていましたが、
だんだん宿命を受け入れる男の、その覚悟を決めた凄味というか、
むしろ色気に近いようなものが感じられるようになって、
「ああ頼朝だ。」と思うようになりました。
岡田さんのこの変わりようを見抜いた人(プロデューサー?)に拍手を送りたくなりました。
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似顔絵(夏目三久さん 2) (portrait MIKU NATSUME 2)

「有吉 マツコの怒り新党」の夏目チャンは
とてもいい味出していますね。
時々出す本音が絶妙で、本当に笑えます。
これからも頑張って(?)ほしいと思います。
今回は雑誌の写真から。
でも映像から起こした方が、それらしい表情が描けるんですけど。
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