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謹賀新年

いつもながらちょっとフライングですが、
新年の挨拶をさせていただきます。
年賀状でも年内に出すものですし、
新年になると回線も混雑しますから、
ちょっと早めの謹賀新年です。
今年もゆるゆると続けて参ります。
いつも御覧いただいている皆様方には
感謝とともに、
新しい年のご多幸をお祈りいたします。
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うたのイラスト(いつでも夢を)

戦後、高度成長期の歌謡曲の
一種代表のような有名曲。
橋幸夫と吉永小百合が歌った。
私が子供のころの曲なので、
周辺の事情を詳しく覚えているわけではないが、
曲自体はよく知っていて、
聴くと懐かしい思いがするのは、
やはりラジオやテレビ(もう家にあったと思う)を通して、
また町中に流れているのを聴いていたのだろう。
昔のヒット曲というのは、そういうものだった。
内容は、「いつも歌を歌っている女の子」のことを
歌っているものだ。
その子の歌が、聴く人々の心を慰める。
 「いつでも夢を」と繰り返し歌われる夢。
思うに、その夢は、きっとささやかなものだろう。
昭和の庶民が、せめて叶ってくれたら、と思っていたような。
つつましく、穏やかに明るい、若い時代の歌だった、と思う。
イラストは、そんな時代の男女の絵で。

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女子プロ野球

本当に女子プロ野球をやるらしい。
2チームで始めるそうだが、
いつも同じカードで
興行的にどうなんだろう。
しかし、過去の例のように
見世物になるのでなく、
プロゴルフやテニスのような
当たり前の競技になってほしいと思う。
これは見る側の問題なんだろうな。
ソフトボールも野球も競技の普及の点では
やや行き詰まりの感があるので、
これがある種の起爆剤にならないかと期待している。
学生野球も女子リーグを検討してはどうだろう。
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ジュリエッタ・マシーナの演技(フェデリコ・フェリーニ「道」)

フェデリコ・フェリーニの「道」(La strada)のDVDが
安かったので、買って久しぶりに見る。
私がイタリア文化に敬意を抱くようになった
原点のような映画。
内容については方々で語りつくされているから
あえて繰り返さない。
しかし、イタリアという国は
観光や料理や、一般的に信じられている人々の陽気さなど、
「明るい」イメージが強いと思うのだが、
芸術で時折感じさせる、恐ろしく底深い精神性こそ、
実は本質なのではなかろうか。
考えてみれば、この国はローマ時代から、
キリスト教が根付いた時代を通して
まさにヨーロッパの「中心」だった国(というか地域)である。
ヨーロッパの真髄を体現している、という気がする。

「道」も、そういうイタリアの真髄をまざまざと見せる傑作だ。
ここには、神性とか罪とか、救済とか、
そういう日本人にはとっつきにくい主題が、
否定しようのない実感をもって示されている。
ヨーロッパ的でありながら、普遍性を兼ね備えた表現である。
今回この映画を見て気付いたのは、
ジュリエッタ・マシーナ(ジェルソミーナ役)の凄まじい演技力である。
人生の価値を教えてくれた綱渡り芸人イル・マットが、
野獣のような男(ザンパノ。ジェルソミーナと旅回りの大道芸をしている)に
殺される。
それを目撃したジェルソミーナの姿を、
ジュリエッタ・マシーナは、
「罪に対するおののき」の化身となったかのような
迫真の演技で示して見せる。
誰しも、これを見れば「罪」というものがこの世に存在することを
否定できないだろう。
ザンパノが、これ以降、ジェルソミーナを内心恐れるようになるのも
無理はなかろう。
おののく彼女の姿には、「神」の影が垣間見える。

このシーンを模写したのだが、
とてもではないが、私の描写力で
描き切れはしない。
だが、この映画に対する敬意の印として、
掲載することにしたものである。
(絵の中のMassinaは、Masinaの誤りでした。
訂正いたします。)
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道具を使うタコ

テレビで「道具を使うタコ」というのを見た。
ココナツの殻を抱えて移動し、
それを貝殻のように合わせて身を守っていた。
タコは知能が高いのだそうだ。
そういえば、「二足歩行するタコ」というのも
最近見た気がする。
二足歩行して、道具を使う。
これで言葉を喋れば、ほとんど人間と同等ではないか。
昔、火星人はタコのような姿で描かれていたが、
あながちそれも荒唐無稽ではないのかもしれない。
意外と墨の吐き方でコミュニケーションを取っていたりして。
次の「タコニュース」が楽しみだ。
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似顔絵(倉科カナさん) (portrait KANA KURASHINA)

朝ドラ「ウェルかめ」のヒロイン。
何だかベテランの雰囲気を漂わせています。
グラビアモデルから出発したそうですね。
(これは今知ったばかり。)
コミカルな表情も堂に入っているし、
なかなかの実力と見ました。
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ベリーロール その2

ベリーロールにもさまざまなフォームがある。
理想的な踏み切りとされたのが
「ソビエト式踏み切り」というもので、
踏み切りの瞬間、膝をまっすぐに伸ばして踏み切る。
振り上げ足のパワーを最大限に活かして、
空中に体を引き上げる。
このスタイルの完成形が
東京オリンピックで優勝(2m18)したソ連(当時)の
ワレリー・ブルメル選手である。
このフォームで2m28を跳んだ。
今から言えば世界的には普通の記録だろうが、
当時としては見上げるような大記録である(当時の日本記録が2m10)。
このスタイルはどうしても足の動きが中心になって
上体はようやく付いていく形になり、
バーと平行な感じで跳ぶ選手が多かったが、
ブルメルはその驚異的な身体能力で(背筋が270kg、握力は100kgあったという)、
上体をきっちりとかぶせて、
まるでジャガーが獲物にとびかかるように跳躍した。
全体として、「自分の体を自分で空中に放り投げる」という感じだった。
もう2度とあんなダイナミックなフォームは見られないのだな。
ちょっと淋しい気がする。
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うたのイラスト(NHK朝ドラの主題曲)

NHKの朝の連続テレビ小説のオープニングで
毎回流れるテーマ曲というのは、
意外と多くの人の記憶に刻まれた
「懐かしい曲」になっているんじゃないでしょうか。
幸運な音楽、と言ってもいいかもしれませんね。
古いところでは「鳩子の海」「信子とおばあちゃん」
「いちばん星」「雲のじゅうたん」
それから「おはようさん」というのもありました。
これはヴィヴァルディの『四季』のうちの「春」を
軽快な音楽にアレンジしたもので、
これを聴くと学生の頃の朝が思い出されて懐かしい。
以前このテーマ曲を集めたLP(レコード!)を持っていましたが、
CDではそういうのが出ているのでしょうか。
あれば欲しい気がします。
見ているのもいないのもあるけれど。
で、イラストは朝ドラのヒロインの登場第1回目、といったイメージで。
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ベリーロール

昔、陸上競技をやっていた。
人に話せるようなレベルではなかったので、
その話は措くとして、
走り高跳びもよくやったものだ。
フォームは、競技会では今は絶えて見ない
ベリーロールだった。
マットなども無い環境だったから、
背面跳びなど危険で出来ない。
というより、背面跳びは私が中学生の時に
新しく登場したフォームで、
メキシコ五輪で米のディック・フォスベリーが
この跳び方で優勝し、あっという間に世界に広まった。
もっとも、ベリーロールで跳んでいた選手もまだまだいた。
次のミュンヘン五輪までは結構いたような気がする。
だが、ベリーロールには独自の美しさがあった。
できればフォーム別の世界選手権があったら面白いのだが。
スキーのジャンプみたいにフォームも採点したりして。
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