日々描いたマンガやスケッチ、似顔絵などを貯めていく貯金箱のようなブログ。
スケッチ貯金箱
うたのイラスト(Aprite le Finestre 「窓を開けて」)
日本ではほとんど知られていない曲(と思う)。
イタリアのサン・レモ音楽祭の第6回(1956年)およびユーロビジョン・ソング・コンテスト1956の優勝曲。
フランカ・ライモンディという歌手が歌った。
なぜこの曲のことを書いたかというと、新型コロナウィルスの蔓延で、外出制限が解かれても常に用心していなければならず、どうも心が沈みがちなのだけれども、この、春の訪れを素直に感じて「窓を開けなさい。春なのよ」と歌うこの曲のシンプルな明るさがかえって心に染みるような気がしたからである。
こんなふうに、晴れ晴れと窓を開けて空気を胸いっぱいに吸い込める気分の日々が早く戻って欲しい。
この曲はYouTubeで聴くことが出来ます。
https://www.youtube.com/watch?v=BCWxPilk3KE
似顔絵(テレビ朝日・弘中綾香アナ)
三段跳びのフォーム(連続写真風イラスト: Triple Jump)
似顔絵(デビュー当時の松田聖子さん)
最近、似顔絵を描くための良い写真があまり無くて困っている。
テレビ録画をストップさせて描くこともあるけれど、
そんなにあれもこれも録画しているわけではないので、
「あ、いいな」と思った時にはもう録画が間に合わない。
それに、テレビ画面をスケッチするのは姿勢的に疲れるのだ。
家に一人でいる時でないとテレビモニターを独占するわけには行かないし。
それで時折YouTubeの映像を使うことがある。
考えたら、今現在の姿を描かなくてはならないという決まりもないし、
昔の姿や昔の人を描いたっていいわけだ。
とはいえ、昔の映像は粗いものが多いのでそこが難点ではある。
松田聖子さんはもちろん現役だけれども、デビュー当時の映像を見ると
やはりその当時の勢いのある溌剌とした姿は独特で、
ちょっと描いてみたい気持ちが起きた。
「表情のある人」というのは、似顔絵を描く側からすると結構難しい。
典型的なワンカット、というのが選びにくいのだ。
いろんな細かい表情の組み合わせから、そのキラキラ感とでもいうべきものが生まれるから、
どの瞬間を選んだらいいのか迷うのである。
今回も選ぶのに時間が掛かった。
何枚か組み合わせたら良いのかもしれないが、今回はこれ一つで精一杯である。
今後は他の昔の人も描いてみようかな、と思う。
アマビエを描いてみた。
妖怪アマビエの絵を、いろいろな方が写しているので、私もそれなりに描いてみた。
写して人に見せよ、と解説文に書いてあるので、このブログに載せて見てもらえば疫病退散の祈祷代わりになるのだろう。
奇妙な形をしている。手が描かれていないし、足は3本ある。顔が鳥で胴体は魚、その下は何の動物の形を象ったのか不明である。髪から顔に突き出ているのは何だろう。あんまり解釈しすぎると「写した」ことにならないので、なるべく元の形に合わせた。
アマビエの名は、絵に添えられた文章では「アマビヱ」とあり、「ヱ」はひらがなで「ゑ」、古くはweの音を表した字だから、ローマ字はAMABIWEとしてみた。まあそんなことはこの際どうでもいいけれど。こんな絵でも、手を合わせて新型コロナウィルス退散をお祈りする代わりになれたら幸いである。