日々描いたマンガやスケッチ、似顔絵などを貯めていく貯金箱のようなブログ。
スケッチ貯金箱
うたのイラスト(「吐鲁番的葡萄熟了」〔トルファンの葡萄は実った〕)
戦の英雄クリムに憧れる娘アナルハンは
彼が種を落としていった葡萄を育てている。
それが豊かに実って熟した頃、
クリムの武勲を耳にした。
アナルハンの心は葡萄の美酒を口にしたかのごとく酔いしれる。
この民話風の歌詞をエキゾチックなメロディとリズムに乗せた佳曲である。
こんな歌が生まれていた時代もあったのである。
今のウイグル族の状況を考えると複雑なものがある。
「吐鲁番的葡萄熟了」で検索してYouTubeで聴くことができるので、
興味がある方はどうぞ。
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オガサワラガビチョウ(想像図)
図版や標本写真を探してみたが、羽の模様や色調がそれぞれ違っていて、
どれが正確なものなのか分からない(標本も年を経ると褪色する)。
この鳥を1828年に採集したキトリッツのスケッチらしきものと、
サンクトペテルブルク博物館のものと思われる写真を主に参考にした。
実はこの標本を私は40年以上も前に見たことがあり(日本で展覧会を催したことがある)、
その時の印象と諸図版の印象が違うのに戸惑っていたのだが、
今となってはその記憶もおぼろげで、正直この絵の正確さに自信はない。
しかし二百年近く前に滅んでしまった鳥である。
私の力ではこんなところがせいぜいだろう。
オガサワラガビチョウはツグミの仲間である。
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うたのイラスト(「東京音頭」)
何となく意味不明のパフォーマンスが続いた後で
これは何ともドメスティックだが強烈な印象だった。
当たり前に聞いていた歌が、こんなに魅力的なメロディだったことに驚いた。
そして、浴衣姿で踊っている女性の「慎ましいエレガントさ」にも改めて目を見張る。
ありふれたものがむしろ最も個性的であるという、一種の逆説的な例だろう。
それにしても日本人の動きは目立たないがチャーミングである。
スポーツでも一般に日本人の動作には共通のエレガンスがあるように感じるのは自分だけだろうか。
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似顔絵(永野芽郁さん:「ハコヅメ」川合麻依)
永野芽郁さんがハマリ役で、いい感じだ。
いい女優さんの常で、この人も瞬間瞬間で表情がいろいろに変化する。
描いてみると意外にむずかしい。
また別の表情も描いてみたい、と思わせてくれる。
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