日々描いたマンガやスケッチ、似顔絵などを貯めていく貯金箱のようなブログ。
スケッチ貯金箱
似顔絵(北乃きいさん 2) (portrait KII KITANO 2)
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似顔絵(高峰秀子さん・想像による似顔絵) (portrait HIDEKO TAKAMIN in imagination)
久しぶりに似顔絵を描こうと思ったのですが、
今手に入る画像というものはやはり限度がありますから、
自分の頭の中と紙の上でキャラクター描写のように映像を組み立てて
模写風に再構成する、というのにチャレンジしてみました。
従って、この絵の元の映像、というものはありません。
ずいぶん描かせていただいた方なので、何とか終えましたが、
どうでしょうかねえ。
設定としては16、7歳くらいです。
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うたのイラスト(「銀座カンカン娘」)
高峰秀子さんの本が次々と復刊していて、
ちょうどいくつか読んだところなので、
ヒット曲「銀座カンカン娘」の絵を描こうと思った。
しかしこの「カンカン娘」というのがうまくイメージできない。
高峰さんによれば、作曲者・作詞者ともに「カンカン娘」とは何なのか知らなかったというから、
一種のイメージで作った曲、ということになるのだろう。
(他にも説があるらしいが、詳しくは知らない。)
とは言うものの、それでは描けないから、歌詞から設定を推定する。
戦後間も無い当時の、やむなく身を持ち崩してしまった多くの女性の境遇に
怒りを覚えて書かれた、という説もあるそうだが、ちょっと重すぎるので、ここではこう考えた。
戦争で頼りを失った娘が、知人の所に住み込みで働きながら、細々と暮らしている。
唯一の楽しみは、たまの休みに銀座へ出かけること。
でもお金は乏しいから、ただ行くだけ。
それでもひょんなことから恋人ができる。
お茶などはごちそうになるけれど、娘としての誇りは持っていたい。
だから遊びで声を掛けてくるような男にはきっぱり対応する。
こんな感じで考えて描いてみた。
ここまで設定を考えなくてもいいとは思うが、
マンガを描いていると、こんなことも考えないと、性格がはっきりせず、
絵に気持ちが籠らない気がしてしまう。
格好は適当に考えた。サンダルはもうちょっとおしゃれでもいいけれど、
当時のことだから、いまのようなファッショナブルなサンダルがあったかどうか分からない。
もうひとつ、「カンカン娘」の語感から、カンカン帽をかぶせて見た。
本来男性用のものだが、むしろこの設定なら、男性物をわざと被るのも
ふさわしいような気がしたので。
下に、正面からの姿を一枚添えます。
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