こんなこと考えました

ニュース・映画・本・電車の中の風景などなどで、感じたり思いついた事を不定期に書き込んでいきます。

ダム建設後被害もあるのなら

2009-10-26 07:40:12 | Weblog
昨日、ダム建設にまつわる被害の番組(ダム建設反対派らしい側からの視線)を途中から見た。
試験で水を溜めたところ、山側の地下水の水位も上がり、地質がもろくなり、安全だと言われた居住地区にも大規模な地滑りがおきた。
これがメインで扱われていた。その結果、補修工事と避難補償などで計画の3倍近くの税金が投入する事になったが、まだ、完成していない。という事だったり。
作った物の、ダム本体に30カ所以上に補修を必要とするひび割れが発生した。など、作った後で建設予算の倍近くを払い続けているダムを多い。と言う。

反対派の視線からだとしても、実際に被害は起きていて、税金が際限なく投入されている事実には変わりがない。
八ツ場ダムにしても他のダムにしても、省庁の予算通りに進むとは限らない。
現在のマスコミを通じての世論は、建設賛成がやや多いようだが、完成したときに予算の倍以上かかったとしたら、国もそうだが、建設を推進したい都県は税金を納めている住民にどう説明するのだろう。その分の増税があった場合、国民や都県の住民は納得して増税分を払うのだろうか?

そんな放送を見ながら考えた事は、建設中止となった場合の生活再建案として、橋脚が印象的な道路を完成させてしまい、
旅館や住宅地域の整備費用を補償し、ダムにまつわる施設を無駄な公共工事反対のシンボルとして観光の目玉にしたらどうだろう。ダム湖にした時の観光客よりは、利用者が多いと思うのだが。
コメント
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