こんなこと考えました

ニュース・映画・本・電車の中の風景などなどで、感じたり思いついた事を不定期に書き込んでいきます。

以前も書いたと思うが「頑張ろう」に変わる言葉を作り出して

2011-12-13 19:59:08 | Weblog
「がんばろう!」と言われてもこれ以上がんばれない 被災者・遺族を包む“無邪気で残酷な空気”の正体(ダイヤモンド・オンライン) - goo ニュース

私が知らない所で,何十年も前から,全ての被害・被災者にかける言葉が「頑張ろう」以外に無いのか?
と問いかけてこられたのだろう。
被害者や被災者とその家族にとって、何をどう頑張れと「強制」されなければならないかと思う気力も無い人も大勢いるだろう。
反論する力がある人はまだ,救われている人なのだろう。

些細な事でも、理不尽に被害にあった人なら,第三者から「頑張れ」と声をかけられた事は有るだろうし,逆に校を掛けた人も多いだろう。
その時に,「頑張って」と素直に言えただろうか? 素直に声をかけてきた人達の心遣いを受け止めれただろうか?
私が声をかけられる立場だったら「何を、どう、行動して,気持ちの整理をするのか? を具体的にアドバイスしてみろ!」と返したくなるだろう。
その時は,そんな事を言う気力も無いわけだが。

そこで,言語学者・心理学者・精神科医・記者・作家・宗教家・コピーライターの人達で,「被災者・被害者に向けての慰めと生きていく元気を生み出す」言葉を作り出して欲しい。
言葉の意味として「あなたには、いかなる罪もない。あなたが生きているだけで周りの人全てが救われている。無理する必要は無い。死傷した人はあなたを恨んでなんか無い。あなたが普通に笑える非を望んでいる」を集約した言葉。神を使わないこと。
そして、その言葉を辞書に登録して欲しい。
そして,その言葉を発した人は,無条件で「肉体的・金銭的・精神的な援助を無条件に提供する」のを表明した。ものとしての社会的な浸透を促して欲しい。

無条件提供は,遠距離の人には難しいだろうが,それくらいの心構えを持たないと使えない言葉は,あっていい筈だ。
政治家や詐欺師が使えば,どんな言葉も価値が下がってしまうだろうけど。

ここまで書いていたら,言霊信仰を復活をさせた方が良いような気もしてきた。今を生きている人達には無理だろうけどね。
コメント
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