大多喜からは本数も増え、始発の区間列車で大原へ。観光客の姿も消え、乗客はまばらだ。上総中川駅ではホームに2人の乗客の姿が…と思いきや、正体は案山子。洒落にもならない。
外房線の線路と合流し、大原着。ホリデーパスの区間からは飛び出した駅なので、境界駅の茂原まで切符を別途購入。千葉行き普通電車は113系、それも10両の長い編成だったので、余裕で座れた。ぱっと見、九州の地方部と変わらない風景なのだが、さすがは首都圏、流動は多いようだ。
千葉までは1時間半ほどの道のりなので、手持ちの本を取り出し読書タイム。これが209系のロングシートだったらと思うと、ぞっとしない。日ごろ本を読むようなまとまった時間は取れないが、あっという間に1冊を読み終えてしまった。成人式帰りの若者で賑わい始め、ネオンまばゆい千葉に到着。
千葉からは総武快速線へ。快速線とはいえ、途中駅では特急の通過待ちがあって、緩行線に対して圧倒的に早いというレベルではなさそう。錦糸町で緩行線に乗り継ぎ、更に秋葉原で山手線に乗り換え上野へ。都内には戻ってきたものの、今夜は、明日乗る予定のわたらせ渓谷鉄道の始発駅、桐生まで出なければならないので、まだまだ長い道のりだ。
桐生へは高崎経由の方が短いようだが、小山経由の方がホリデーパスの飛び出し区間が短いので、宇都宮線を選択。駅弁とビールを買い込み、750円也を投じてSuicaにグリーン券情報を書き込んだ。小山まで1時間少々、少しの贅沢だ。
宇都宮線・快速ラピッドのグリーン車は、7時台とあって満席近い盛況。いくらグリーン車とはいっても、弁当を広げて浮きはしないかと思ったが、隣の親子連れのお母さんも車内販売でビールを買って空けており、なごやかな雰囲気。値下げされたとはいえグリーン券は安くないが、親子連れにとって逃げ場があるというのはいいことだ。
1時間ばかりくつろぎのひと時を過ごし、小山で両毛線に乗り換え。オールロングシートの107系電車だったが、トイレ横に前向きの座席を見つけて、転がり込む。通勤電車のような車両で車窓も見えず、電車好きとはいえ、延々1時間以上乗り続けるのは苦痛だ。早く着いてほしい。
思い扉をよいしょと開けて、桐生駅に降り立つ。単線上の駅なのに、立派な2面4線のホームを持つ高架駅だ。ただし駅も駅前もがらんとしており、きれいな駅前のイルミネーションが輝くのみ。早めに宿に入って、寝るのがよさそうだ。
次へ
鉄道ジャーニーTOP
外房線の線路と合流し、大原着。ホリデーパスの区間からは飛び出した駅なので、境界駅の茂原まで切符を別途購入。千葉行き普通電車は113系、それも10両の長い編成だったので、余裕で座れた。ぱっと見、九州の地方部と変わらない風景なのだが、さすがは首都圏、流動は多いようだ。
千葉までは1時間半ほどの道のりなので、手持ちの本を取り出し読書タイム。これが209系のロングシートだったらと思うと、ぞっとしない。日ごろ本を読むようなまとまった時間は取れないが、あっという間に1冊を読み終えてしまった。成人式帰りの若者で賑わい始め、ネオンまばゆい千葉に到着。
千葉からは総武快速線へ。快速線とはいえ、途中駅では特急の通過待ちがあって、緩行線に対して圧倒的に早いというレベルではなさそう。錦糸町で緩行線に乗り継ぎ、更に秋葉原で山手線に乗り換え上野へ。都内には戻ってきたものの、今夜は、明日乗る予定のわたらせ渓谷鉄道の始発駅、桐生まで出なければならないので、まだまだ長い道のりだ。
桐生へは高崎経由の方が短いようだが、小山経由の方がホリデーパスの飛び出し区間が短いので、宇都宮線を選択。駅弁とビールを買い込み、750円也を投じてSuicaにグリーン券情報を書き込んだ。小山まで1時間少々、少しの贅沢だ。
宇都宮線・快速ラピッドのグリーン車は、7時台とあって満席近い盛況。いくらグリーン車とはいっても、弁当を広げて浮きはしないかと思ったが、隣の親子連れのお母さんも車内販売でビールを買って空けており、なごやかな雰囲気。値下げされたとはいえグリーン券は安くないが、親子連れにとって逃げ場があるというのはいいことだ。
1時間ばかりくつろぎのひと時を過ごし、小山で両毛線に乗り換え。オールロングシートの107系電車だったが、トイレ横に前向きの座席を見つけて、転がり込む。通勤電車のような車両で車窓も見えず、電車好きとはいえ、延々1時間以上乗り続けるのは苦痛だ。早く着いてほしい。
思い扉をよいしょと開けて、桐生駅に降り立つ。単線上の駅なのに、立派な2面4線のホームを持つ高架駅だ。ただし駅も駅前もがらんとしており、きれいな駅前のイルミネーションが輝くのみ。早めに宿に入って、寝るのがよさそうだ。
次へ
鉄道ジャーニーTOP