絶好の歴の並びで、9連休となった年末年始は、台湾へと旅立ちました。
台湾は身近な国とはいえ、韓国と違って、格安の船でぱっと行ける場所ではありません。せっかく高い飛行機で時間をかけて行く場所なので、ゆっくり滞在できるタイミングをうかがっており、この年末年始になりました。
飛行機のチケットは8月に確保済み、列車や宿もできる限り抑えて、準備万端で迎えた旅立ちの日。
ただし前日は午前2時まで飲んでいたため、体調だけはイマイチです。まあ夕方には醒めてくることでしょう!気温5度の福岡空港から、テイクオフです。
福岡から台湾・桃園空港へは、エバー航空(長栄航空)の直行便でひとっ飛び。ハローキティの描かれた、おっちゃんにはちょっと恥ずかしくなる機体です。
後方のタイ国際航空機には、職場の先輩家族が搭乗。後を追うように、離陸します。
機内もキティちゃんずくし。台湾の航空会社ですが、日本文化が隅々まで浸透しているという台湾のお国柄を、早くも見た思いです。
シートテレビは大型で、各種エンタテイメントを楽しめます。離陸までの画面では、キティちゃん家族が踊っていました。
韓国行きの国際線ではだいぶ簡単なメニューになる機内食も、台湾行きともなればガッツリなボリューム。赤ワインと共に、いただきます!
台湾式のぶっかけ飯は、もっちりしたご飯の食感とも合って、おいしく頂きました。これなら台湾のご飯も大丈夫かな?と思いましたが、機内食は万人に合わせた味付けだろうから、まだまだ油断(?)はできません。
残念ながら曇りの天気でしたが、快適なフライトで、雲の海の中へもぐれば台湾上空。
工場の屋根が白いのが目立ち、暑い太陽光線を反射するためかな?と思いましたが、感じた日本との違いと言えばその程度。右側通行の車にようやく外国に来たことを実感して、桃園空港に着陸しました。
銀行でとりあえず8万円を両替し、軍資金を確保。さらに携帯電話屋さんのカウンターで、台湾モバイルのSIMカードを買い求めました。500NT(1,850円)で10日間ネットつなぎ放題なので、ローミングより割安です。
ここまでで1時間ほどを浪費してしまいましたが、1週間以上も「生活」するのですから、相応の準備は必要です。
台北駅行きバス「国光客運」のカウンターで、台湾の観光協会からプレゼントされたバスの無料クーポンを切符と交換。「人が多くて1本待つけど大丈夫ですか?」と念を押されましたが、実際は40分ほど待たされました。
その間、高速鉄道桃園駅行きのバスはガラガラで何本も出発しており、混雑時には高速鉄道経由のルートも一考かも。
ようやくやってきたバスは、ヨーロッパ調のデザインで、LED照明の最新鋭モデル。
外はダウンが必要なほど肌寒かったのに、ウワサ通り車内には冷房がきいていました。
市内までは高速道路を疾走します。広々とした高速道路に、ダイナミックな立体交差、高速で通過するETC。外国に来た実感が沸いてきました。
市内に入れば、道路にはバイクが溢れ、商店街には普段着の人々が溢れています。はやくこの世界に飛び込んでいきたい!と、ガラス越しの風景にニヤニヤしてしまいます。
台北駅に到着、韓国と違って日本と違和感のない街並みが、逆に不思議です。いちいち地下に入らず、地上の横断歩道を渡れるのは、荷物の多い旅行者には助かります。
今回、1月1日まで4泊お世話になるのは、ゲストハウス「EASY STAY 台北」。台北駅前という立地で、ドミトリー1泊600NT(2,200円)です。この時点で夕方5時、1日がかりの移動でした。
今日は移動だけでなんだか疲れたので、街中を歩くくらいにしようと、宿のまわりをブラブラしました。違和感のない街並みですが、まわりから聞こえてくるのは異国の言葉。ちょっとした緊張感を覚えながら、歩きます。
地元の人で賑わうおいしそうな麺屋(写真の銀座ラーメンではありません、念のため)があったので、思い切って飛び込み、身振り手振りで注文。牛肉麺にありつけました。うまい!
現金なもので、なんだか元気と自信が付いたので、宿に戻らず引き続き街歩きへ。
台北駅に入ると、日本と同じようなサインのフォントが溢れ、日本のチェーン店には行列が。本当にどこにいるのか、分からなくなってきます。
台湾では鉄道趣味が盛んなようで、台湾鉄道部直営のグッズショップも。
今日は見るだけにして、帰る直前にはごっそり買い込もうと思います。
台鉄平渓線と、日本の江ノ電の姉妹鉄道締結を記念したコーナー。
双方の使用済み1日乗車券を、相手側の路線の1日乗車券と交換できるとかで、江ノ電の使用済み1日券を持ってきておけばよかった!
MRT(地下鉄)の駅に行って、IC乗車券「悠遊カード」を購入。100NT(370円)でカード本体を買い、チャージして使う方式でした。
さっそく板南線の電車に乗り込むと、最近できた路線かのような清潔感。MRTは駅も電車内も飲食禁止で、メンテナンスもマメに行われているようです。
台北の隣、善導寺駅で下車。降りた理由はただ1つ、久留米に同名の駅、同名の寺があるからです(笑)。
善導寺駅は久留米の古びた駅とは違って、大きく吹き抜けたピカピカの地下駅でした。
善導寺も、久留米の重文建築物とは対照的な、近代的なビル。それでも見慣れた文字に、親近感が沸いてきます。
だんだん、どこまでも行ける気がしてきました。このまま台北でも有名な夜市の一つ、士林夜市まで行って見ましょう!
剣澤駅を降りると、うわあ、すごい人出。地元の人より、外国人観光客の方が目立ちます。
路地も、まっすぐ歩けません。
屋台で飲み物を買ったり、ビーフステーキを平らげてみたり。
ステーキはご飯も汁物も付きませんが、150NT(550円)と激安でした。
今日は土曜日。夜市は遅くまで盛り上がるのでしょうが、疲れてもいるので9時には引き上げることにしました。
再び、台北駅。巨大なコンコースには、旅立ちを待つ人々が座り込んでおり、これは日本では見られない独特の風景でした。
ただこの先、他の駅ではこのような光景は見られず、台北駅独特の習慣?のようです。
闇に輝く台北駅を背に、コンビニで寝酒を買って、ドミへ。部屋に入ってみれば、同じ部屋のメンバー6人で酒盛りの最中で、
「すみません!盛り上がってて」
と言われたものの、こちらも片手には缶ビール。初めて会って30秒で乾杯と相成り、日付が変わる時間まで盛り上がって、楽しい1日目はふけて行ったのでした。
台湾は身近な国とはいえ、韓国と違って、格安の船でぱっと行ける場所ではありません。せっかく高い飛行機で時間をかけて行く場所なので、ゆっくり滞在できるタイミングをうかがっており、この年末年始になりました。
飛行機のチケットは8月に確保済み、列車や宿もできる限り抑えて、準備万端で迎えた旅立ちの日。
ただし前日は午前2時まで飲んでいたため、体調だけはイマイチです。まあ夕方には醒めてくることでしょう!気温5度の福岡空港から、テイクオフです。
福岡から台湾・桃園空港へは、エバー航空(長栄航空)の直行便でひとっ飛び。ハローキティの描かれた、おっちゃんにはちょっと恥ずかしくなる機体です。
後方のタイ国際航空機には、職場の先輩家族が搭乗。後を追うように、離陸します。
機内もキティちゃんずくし。台湾の航空会社ですが、日本文化が隅々まで浸透しているという台湾のお国柄を、早くも見た思いです。
シートテレビは大型で、各種エンタテイメントを楽しめます。離陸までの画面では、キティちゃん家族が踊っていました。
韓国行きの国際線ではだいぶ簡単なメニューになる機内食も、台湾行きともなればガッツリなボリューム。赤ワインと共に、いただきます!
台湾式のぶっかけ飯は、もっちりしたご飯の食感とも合って、おいしく頂きました。これなら台湾のご飯も大丈夫かな?と思いましたが、機内食は万人に合わせた味付けだろうから、まだまだ油断(?)はできません。
残念ながら曇りの天気でしたが、快適なフライトで、雲の海の中へもぐれば台湾上空。
工場の屋根が白いのが目立ち、暑い太陽光線を反射するためかな?と思いましたが、感じた日本との違いと言えばその程度。右側通行の車にようやく外国に来たことを実感して、桃園空港に着陸しました。
銀行でとりあえず8万円を両替し、軍資金を確保。さらに携帯電話屋さんのカウンターで、台湾モバイルのSIMカードを買い求めました。500NT(1,850円)で10日間ネットつなぎ放題なので、ローミングより割安です。
ここまでで1時間ほどを浪費してしまいましたが、1週間以上も「生活」するのですから、相応の準備は必要です。
台北駅行きバス「国光客運」のカウンターで、台湾の観光協会からプレゼントされたバスの無料クーポンを切符と交換。「人が多くて1本待つけど大丈夫ですか?」と念を押されましたが、実際は40分ほど待たされました。
その間、高速鉄道桃園駅行きのバスはガラガラで何本も出発しており、混雑時には高速鉄道経由のルートも一考かも。
ようやくやってきたバスは、ヨーロッパ調のデザインで、LED照明の最新鋭モデル。
外はダウンが必要なほど肌寒かったのに、ウワサ通り車内には冷房がきいていました。
市内までは高速道路を疾走します。広々とした高速道路に、ダイナミックな立体交差、高速で通過するETC。外国に来た実感が沸いてきました。
市内に入れば、道路にはバイクが溢れ、商店街には普段着の人々が溢れています。はやくこの世界に飛び込んでいきたい!と、ガラス越しの風景にニヤニヤしてしまいます。
台北駅に到着、韓国と違って日本と違和感のない街並みが、逆に不思議です。いちいち地下に入らず、地上の横断歩道を渡れるのは、荷物の多い旅行者には助かります。
今回、1月1日まで4泊お世話になるのは、ゲストハウス「EASY STAY 台北」。台北駅前という立地で、ドミトリー1泊600NT(2,200円)です。この時点で夕方5時、1日がかりの移動でした。
今日は移動だけでなんだか疲れたので、街中を歩くくらいにしようと、宿のまわりをブラブラしました。違和感のない街並みですが、まわりから聞こえてくるのは異国の言葉。ちょっとした緊張感を覚えながら、歩きます。
地元の人で賑わうおいしそうな麺屋(写真の銀座ラーメンではありません、念のため)があったので、思い切って飛び込み、身振り手振りで注文。牛肉麺にありつけました。うまい!
現金なもので、なんだか元気と自信が付いたので、宿に戻らず引き続き街歩きへ。
台北駅に入ると、日本と同じようなサインのフォントが溢れ、日本のチェーン店には行列が。本当にどこにいるのか、分からなくなってきます。
台湾では鉄道趣味が盛んなようで、台湾鉄道部直営のグッズショップも。
今日は見るだけにして、帰る直前にはごっそり買い込もうと思います。
台鉄平渓線と、日本の江ノ電の姉妹鉄道締結を記念したコーナー。
双方の使用済み1日乗車券を、相手側の路線の1日乗車券と交換できるとかで、江ノ電の使用済み1日券を持ってきておけばよかった!
MRT(地下鉄)の駅に行って、IC乗車券「悠遊カード」を購入。100NT(370円)でカード本体を買い、チャージして使う方式でした。
さっそく板南線の電車に乗り込むと、最近できた路線かのような清潔感。MRTは駅も電車内も飲食禁止で、メンテナンスもマメに行われているようです。
台北の隣、善導寺駅で下車。降りた理由はただ1つ、久留米に同名の駅、同名の寺があるからです(笑)。
善導寺駅は久留米の古びた駅とは違って、大きく吹き抜けたピカピカの地下駅でした。
善導寺も、久留米の重文建築物とは対照的な、近代的なビル。それでも見慣れた文字に、親近感が沸いてきます。
だんだん、どこまでも行ける気がしてきました。このまま台北でも有名な夜市の一つ、士林夜市まで行って見ましょう!
剣澤駅を降りると、うわあ、すごい人出。地元の人より、外国人観光客の方が目立ちます。
路地も、まっすぐ歩けません。
屋台で飲み物を買ったり、ビーフステーキを平らげてみたり。
ステーキはご飯も汁物も付きませんが、150NT(550円)と激安でした。
今日は土曜日。夜市は遅くまで盛り上がるのでしょうが、疲れてもいるので9時には引き上げることにしました。
再び、台北駅。巨大なコンコースには、旅立ちを待つ人々が座り込んでおり、これは日本では見られない独特の風景でした。
ただこの先、他の駅ではこのような光景は見られず、台北駅独特の習慣?のようです。
闇に輝く台北駅を背に、コンビニで寝酒を買って、ドミへ。部屋に入ってみれば、同じ部屋のメンバー6人で酒盛りの最中で、
「すみません!盛り上がってて」
と言われたものの、こちらも片手には缶ビール。初めて会って30秒で乾杯と相成り、日付が変わる時間まで盛り上がって、楽しい1日目はふけて行ったのでした。