Chang! Blog

福岡のハングル検定準2級建築士、そして一児の父の[ちゃん]のブログです

跨年!台湾・環島鉄路之旅【9日目】帰国の途へ

2014年01月17日 | ■旅と鉄道
 9日間に渡る台湾旅行の最終日は、日本に向かうのみ。エバー航空の福岡行きは、桃園空港を8:10に立ちます。手続きのために2時間前に空港に着くことを考えれば、台北バスターミナル発5:05のバスは逃せません。となれば、起床は4:30です。
 日本とは1時間の時差がありますが、9日間も滞在すれば体内時計はすっかり現地仕様。第一、日本時間にならしても5:30なのだから、それでも充分に早起きです。


 なんて愚痴を垂れつつ、こんなことでもなければ絶対にやらない早起きを敢行。
 静かに荷物をまとめ街に出ると、新聞配達の人々がまめまめしく動いています。路地裏の猫も、短い台北市民だった僕を見送ってくれました。


 バスターミナルへ向かう道には、僕のような大荷物を持った人々が何人かいて、すわバスも行列か!?と思いましたが、空港行きを待つ人の列はさほどでもありませんでした。
 台湾のバスは走り始めると照明を落としてしまうので、寝るにはもってこい。リクライニングを倒し、空港までの約1時間を睡眠に充てました。


 6:05、桃園空港着。


 早朝とはいえ、同じように朝の便を目指す人々で、ターミナルは混雑していました。
 エバー航空、相変わらずキティ押しです。


 エバー航空の自動チェックイン機。僕は有人カウンターでチェックインしたけど、預ける荷物がない時にはこちらが便利です。
 でもおっちゃんだと、使うのがちょっと恥ずかしくなる機械ではあります。


 9日前、台湾に降り立ったときは緊張感を持って通過した審査も、今はこの国なら大丈夫という安心感を持って通過できます。
 外国人向けの審査場は混雑していましたが、台湾在住者用には無人の審査機があり、行列もなく済んでいました。自動で審査できるとは、すごい技術です。ゲートを通過したら、すぐさま商業ゾーンになりました。


 搭乗口まわりには、台湾の自然や伝統工芸、少数民族の紹介コーナーがあり、乗り換えの合間でも台湾の文化を楽しめそうです。
 マッサージチェアも無料で利用できるとのことで心動きましたが、欧米系の方がずらりとリラックス中でした。


 帰路もキティジェットです。台湾の朝陽に輝いていました。


 数週間前に窓際の席を抑えていたのですが、隣の席に座った子どもと保護者の方が一緒に座りたいということで、席を替わってくれないかと乗務員さんにお願いされました。せっかく抑えておいた席だけど、台湾で受けたたくさんの親切を思い出して、席を譲りました。
 帰路の機内食は、日本風に焼うどん。往路の方が美味しかったなぁ。最後の台湾ビールを流し込み、日本人へと戻っていきます。


 2時間のフライトを終え、日本時間の11時15分、福岡空港着。今から家に帰れば、洗濯物を洗い、ゆっくり休養して、明日からの仕事に備えられます。
 …しかし、そうはならないのが僕の旅のフィナーレ。わざわざ出迎えに来てくれた旅の仲間とともに、まずは空港内のカフェでカンパーイ!キティジェットが台北に折り返していくのを見ながら、旅の思い出話に花が咲きました。


 さらにオーストラリアから帰国した旅仲間とも合流。国内線ターミナルの居酒屋に移動して、お互いの旅の報告を交換しました。
 お開きになったのは午後7時前。高速バスで久留米に帰った僕を出迎えたのは、束になった年賀状の山でした。僕の日本での2014年は、その時に動き出しました。