今日は、石橋美術館で1月16日まで開催中の「からくり儀右衛門展」に行ってきました。
「からくり儀右衛門」とは、久留米市出身で今の東芝の創始者の一人でもある、田中久重氏のこと。
9歳にして発明品を生み出し、精巧なからくり人形で磨かれていった技術はやがて、文明開化と共に人々の生活を変えて行く…
ざっと知ってはいましたが、久留米の技術者が日本を支えて行った歴史が分かり、とてもためになる展示でした!
そして今日限定で、九大大学院生によるサイエンスワークショップも開催。身近な電化製品を分解して、ハイテクの「からくり」を紐解いていくという子ども向けの企画です。
実は縁あって、分解のネタであるプリンターを提供していたので、どう分解されたか気になってました。
おお、既に子どもの手によってバラバラに…
インクで手を汚しちゃったみたい。抜いておけばよかったかな…。
キーボードやパソコンを分解する子ども達の目は、真剣そのもの。
「お昼ごはんはいいから、ずっとやる!」
と言いながらデジタルビデオに向き合う頑張る男の子もいました。
こんな体験が、未来の儀右衛門を生んでいくんだろうな~!
「からくり儀右衛門展」(外部リンク)