昨日(10月25日)来店された女性。
腰痛と背中痛で辛いとおっしゃるのです。
◆状況をお聞きすると
・自宅の樹木などの剪定を業者の方に依頼した。
・業者の方は、枝などは切るが、剪定ゴミは処理できないとのこと。
・しかたなく女性の方は剪定ゴミを拾い、家庭ゴミとして処理するため
可能な物は袋に詰め込み可燃物として、枝などは束ねてゴミとして
出すための作業を行ったそうです。
その処理は、2日間続いたのだそうです。
・その作業を行った翌日頃から背中と腰に痛みが出始め、整骨院に
通ったが改善しないため、当店に来店されたそうです。
◆体の状況を診ると
・上半身が右側に傾いた姿勢となっていました。(右側屈姿勢)
・腰部分の筋肉及び背中の筋肉が硬くなり筋肉痛状態。
・胸部の筋肉が縮み肩、首が前屈み姿勢になっている。
・骨盤が崩れ、背骨が歪んでいました。
<原因は>
・剪定ゴミの処理をするための「前屈み姿勢」が長時間となったため
①胸部の筋肉が縮み → 背中の筋肉が引き延ばされた
②ゴミ処理を行う作業の中で 骨盤が崩れ → 背骨が歪んだ
③長時間作業で 背中・腰など姿勢を維持するための筋肉が
疲労し、筋肉内に疲労物質、老廃物が溜まり、筋肉痛が発生した。
◆改善施術
・筋肉疲労の改善と全身の筋肉をゆるめるため → 全身ローリング(20分間)
(体が温かくなり、全身が和らいだ。 とおっしゃっていました。)
・骨盤の崩れと背骨の歪みを整える。
(背中全体が楽になりました。 とおっしゃっていました。)
・胸部の筋肉を緩める(小胸筋・大胸筋)
(肩が丸くなっていた姿勢が変わり背中が楽になった。 とおっしゃっていました。)
・腰、背中の筋肉を緩める
(腰、背中の痛みがなくなりました。 とおっしゃっていました。)
◆長時間作業時の注意点
①事前にストレッチなどを行って筋肉を緩めておく。
②30分~1時間程度ごとに休憩を取り、背中や腰を伸ばすなどで
筋肉を緩める。
③作業の途中で、疲労感のある場所(筋肉)のストレッチを行い、血流を改善させる。