皆様 おはようございます。
2月20日(土)となりました。 今朝の東京の天候は
昨日は、葛飾出張2日目で、9人の施術を行ったのです。
本日は昨日の方の事例をご紹介します。
実は昨日訪問した介護施設は本日、「フジテレビ」の「めざましテレビ」の
取材があるそうで、皆様は心が不安と期待でそわそわしておられました。
概要
・介護の仕事を行っている男性。(30代)
・腰痛と肩こりに加え、右手首の不調を訴えられていました。
・右手首は、腕(肘~手首)を
・外側にひねる → 手首の親指側に痛みが起こる。
・内側にひねる → 痛みは無く動きも良い。
身体を診させて頂くと
<腰>
・介護の仕事を行う方特有の「筋肉疲労」による腰痛(筋肉痛)でした。
・お年寄りの介助を行う際、上半身を前屈させた姿勢で力任せの作業を
行うため、背中の筋肉である「脊柱起立筋」「腰方形筋」などが酷使され
腰痛が起こるのです。
・また、脊柱起立筋の酷使のため「背中が後ろに飛び出したような姿勢」
猫背のような姿勢になっていたのです。
<肩>
・肩の筋肉には問題が無く、他の原因による肩の辛さでした。
右梨状筋(お尻の筋肉)の短縮 → 仙骨(骨盤の骨)が右方向に曲がる
→ 腰椎(腰の骨)&胸椎(背骨)が左右に歪む → 背中の筋肉が左右に
引き延ばされる → 筋肉にハリ感が生まれ辛く感じる
<手首>
・肘と手首を固定し、手首を内外に動かすと
①内側にひねる → 動きも良くなめらか、痛みは起こらない。
②外側にひねる → 筋肉が突っ張り外側に動かず、手首の親指付け根付近
に痛みが起こる。
・不調となっている筋肉は、
①腕橈骨筋 ②回内筋 ③指伸筋
改善施術
<腰、肩>
・お尻の筋肉(梨状筋、大殿筋など)を緩めます。
・仙骨の崩れを整え、骨盤全体を整えます。
・腰周辺の筋肉、背中の筋肉を緩めます。
・腰、背骨の崩れを整えます。
ここまでの施術で腰痛、肩こりは解消しました。
<手首>
・前腕(肘~手首)の筋肉を起止停止法で緩めます。
・腕の可動制限を起こしている筋肉を緩めます。
①腕橈骨筋 ②回内筋 ③指伸筋
施術終了後の身体の状況をうかがうと
・腰痛、肩こりは無くなり楽です。
・肩に触れられていないのに改善したのは不思議です。
・腕が楽になり、痛み無くスムースに動きます。
等とおっしゃり、とてもうれしそうにされていました。