皆様 おはようございます。
3月27日(日)です。
東京での営業が昨日で終わり、これから車で鳥取に向かいます。
今回は岡山県美作市の温泉宿で宿泊し、身体の疲労をとり明日、
鳥取に自宅に向かいます。
昨日、腰痛で整形外科に行ったが改善せず困っているという女性の
方から予約の電話があり28日(月)夕方に来店いただくことに。
さて、本日ご紹介するのは昨日、来店された60代の男性の事例です。
概要
来店時、次のような症状の改善を要望されたのです。
①最近、身体が硬くなり前屈がしづらくなっている。
前屈すると背中~腰、お尻、太腿裏、ふくらはぎまで突っ張ったような
感じとなって、身体が曲がらない感じ。
②最近、サッカーボールを蹴ろうとしても蹴られなくなってきた。
足が動きづらく、ボールが蹴られなく感じている。
③右上半身が左よりとても重く感じている。
④右腕(肩~肘)外側が痛い。
身体を診させて頂くと
<下半身の状況>
・お尻の筋肉(大殿筋、小殿筋)がとても硬くなっており、少し押すと激痛の
様な状況で苦痛の顔になられます。
・太腿裏、ふくらはぎの筋肉も同様で硬くなり、棒状になった筋肉となっていました。
特にふくらはぎのヒラメ筋、腓腹筋を押すと相当強い痛みが有るようでした。
お尻~太腿裏、ふくらはぎの筋肉の短縮により
①前屈がしづらい硬い身体となった。
②足が上がりにくくなりボールが蹴られない状況となった。
<骨盤、腰椎の状況>
・骨盤は仙骨先端が左側に回転し骨盤全体が崩れていました。
・腰椎(腰の骨)、胸椎(背骨)も崩れ、背骨全体も歪んでいました。
・そのため背中の筋肉が骨の歪みによって左右に引っ張られ、ハリが起こってしまい、
背中が重だるい感じとなっていたのです。
原因は、骨盤崩れによる背骨の歪みが背中の重い症状をつくった。
なお、骨盤の崩れは「長時間の飛行機内
での座り方(右方向に傾いた姿勢)」が
原因となったと推測されます。
(ニューヨーク → 東京間、約13時間程のフライトだったそうで、常にアームレストに
右肘を乗せた右に傾いた姿勢だったそうです。)
<右腕の状況>
・右腕の三角筋、上腕二頭筋が強い筋肉コリになり、筋肉がデコボコ状の洗濯板の
様な状況になっていました。
そのデコボコ状態の筋肉を押すと強い痛みを訴えておられました。
・肩甲骨についている棘下筋も強い筋肉コリとなっており、腕と同じようにデコボコ状態
の筋肉となっており、押すと「最高の痛みだ」とおっしゃっておられました。
原因は、腕&肩甲骨の筋肉コリだったのです。
改善施術
・下半身の筋肉を緩めます。(約1時間要しました。)
→ 大殿筋、小殿筋、大腿二頭筋、ヒラメ筋、腓腹筋、腓骨筋など
・骨盤の崩れを緩めます。
・腰周辺の筋肉を緩め、腰椎(腰の骨)の崩れを矯正で整えます。
足が軽くなり、楽に動くようになりました。
・背中&胸の筋肉を緩めます。
→ 脊柱起立筋、腰部筋、大胸筋、小胸筋など
・背骨の歪みを整えます。
背中が軽く、楽になった、とのことでした。
・腕の筋肉、肩甲骨の筋肉を緩めます。
→ 上腕二頭筋、三角筋、大円筋、棘下筋など
腕の痛みがなくなり、軽く・楽に動くようになりました。
施術後の身体の状況を伺うと
・身体全体が軽く感じ、楽に動くようになった、とおっしゃり
ボール蹴りの動作、足上げ、前屈などをされていました。
・腕の痛みがなく、動く範囲が広がり、とても軽快に動く、とおっしゃり
とてもうれしそうにされていました。
・お尻と肩甲骨が一番痛く、とても効果があったとおっしゃっておられました。