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両手で脚を持ち上げなければ乗用車に乗降できない左脚

2024年08月26日 | 下半身の不調改善

皆様 おはようございます。

8月26日(月) 東京の天候は晴れ

今朝の最低気温は26.0℃。

今日は晴れの天候で、予想最高気温34℃の見込みです。

 

本日の事例です。

 

概要

  ・千葉県からお越しの91才の女性。

  ・不調内容を伺うと

    ・2007年に転倒骨折後、左側を「人工股関節&人工大腿骨」にしたが

     それ以降、左脚の動きが悪く頻繁に転ぶようになり困っている。         

    ・左脚が重く動かない状況で、乗用車の乗降時には両手で脚を

     持ち上げなければ乗り込めない。

    ・現在、要支援の認定を受け、病院で電気治療などのリハビリ、

     デイサービスに通っているが全く改善せず悪化する一方。

原因と改善施術

         <左 足 の 可 動 域>

 

         <右 脚 の 可 動 域>

 

  ★原因

   ・左下半身(お尻~股関節~太腿~ふくらはぎ)の筋肉が硬く、癒着

    した状態。

    特に、股関節~太腿の筋肉が強い筋肉コリ状態でした。

   ・左股関節周辺の筋肉が硬く、脚の動きが制限されていました。

   ・左太腿前側の筋肉(大腿四頭筋)の筋肉が硬く、膝が曲がりづらい状況。

    膝を一定以上曲げると膝に痛みが起こります。

   ・左太腿裏~ふくらはぎの筋肉が硬く、癒着した状態のため脚が重く

    動きづらくなっていました。

   ・左太腿内側と外側の筋肉が硬く、脚の開脚を制限していました。

  ▲改善施術

   ①左脚の不調

    ・6層連動操法で筋肉を緩め、癒着を剥がします。

     ・太腿 ⇒ 大腿四頭筋、内転筋、腸脛靭帯、ハムストリングス

     ・膝  ⇒ 膝窩筋

     ・ふくらはぎ ⇒ 下腿三頭筋

    ・三島式で股関節周辺を緩めます。

    ・脚のローリングで脚全体の筋肉を緩めます。

   ②その他の改善

    ・水っぽい便 ⇒ 腸が下垂し圧迫された状態。

     下腹部の「骨盤隔膜」を調整し、内臓を上に持ち上げます。

    ・みぞおち周辺(左側、中央)の痛み

     横隔膜の調整で肋骨&横隔膜の動きを調整します。

   

    <施術前の左脚>           <施術後の左脚>

 

 

施術後の体の状況を伺うと

  ・下半身が軽く、異次元の世界です。

  ・下腹部がスッキリし、隙間が出来たように感じます。

  ・みぞおち周辺の痛みや重苦しさがなくなりとても楽です。

  ・立ち上がり歩きながら、「脚に力強さがありしっかり踏み込んで歩けます

   「これならば世界中どこでも歩けそうです。

   などと喜びを爆発されていました。


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