何となく歩いた結果

デジカメを持って色々な場所に出没し撮影した写真を公開。最近は東京の夜と里山をメインテーマに撮影中。システム開発の話題も。

出会い系サイトからのメール

2006-10-11 23:06:31 | ソフトにまつわる話
会社宛てのメールアドレスに突然出会い系サイトからメールが届いた。驚いたのは自分の名前がタイトルや本文に使われている事だ。単なるメールアドレスでは無い、個人情報が流出したという事になるのだろう。

早速、送信してきたドメインをwhoisで調べる。国内の業者らしいが、ドメイン取得は国内大手IT系企業だ。以前、この会社の営業と会ったことがあり、その営業が名刺を横流しした可能性もある。単なるドメイン取得の関係でそうなっているだけかもしれないが、気分が悪い。

当初は、1日に4件のメールが届いた。時間を見ると若干のズレはあるものの、システムを使って自動的に送信しているらしい。様子が変わったのが先週の金曜日から3連休にかけて。ある女性が、特別な会員として私を推薦したというメールが届いてからだ、サイトの管理者と名乗るメールも入り乱れて、連絡を欲しい、連絡するには何千円かのポイント購入が必要というメールが次々と届くようになった。

なかなか人間の心理をついた方法で、ついつい連絡先をクリックしたくなる。連絡先は、IDとパスワードが埋め込まれクリックした途端に、誰がアクセスしてきたかバレバレになる仕組みだ。おまけに個人情報漏れてるし。

私が興味を持ったのは、このようなメール送信の仕組みで、単なるメール送信だけでは無い、何らかのシナリオに基づいたメールをやっている可能性がある事だ。これは、検索サイト等で調べてみたところ同じようなメールを多数に送っていることでわかった。
もし、自分がこのようなメール送信システムを作るとしたらどうするだろう。最初は、会員をカテゴリにわけ、一斉に送信、その後は適当な間隔でシナリオに従って
順次送信。その間にアクションを起こした会員は、カテゴリを変更し入金を催促。何のアクションも起こさない会員には、引き続きメールを送信を送信する。
ある程度自動化していないと、間違えそうな気がする。自然なやりとりを演出しているのは見事としか言いようが無い。

このやりとりの後はメールが届かなくなった。脈なしとして送信リストから外されたのだろう。メール送信も数が多くなるとシステム的な負荷もばかにできない。
でも、本当に女性からこんな積極的なメールが届いたらいーなーとひと時だけ。幸福な気分になった。実生活では全く無縁なだけに、あながち迷惑メールとも言えなかったのが非常に悲しい状況だった。
コメント
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