何となく歩いた結果

デジカメを持って色々な場所に出没し撮影した写真を公開。最近は東京の夜と里山をメインテーマに撮影中。システム開発の話題も。

酒蔵めぐり(7) 栄光冨士(2)

2013-04-19 19:01:25 | 酒蔵巡り・酒イベントレポ
歴史ある蔵なので中で働いているのは年配の人中心だと想像していたが、杜氏こそ70代だけど蔵人は平均年齢30代くらい、女性も働くフレッシュな感じで驚いた。


大正3年に新調された扉には、第10代加藤富三郎有信の名前が見える。加藤家当主には代々「有」の一字をつけるそうで、代表銘柄のひとつ「有加藤(ありかとう)」はそれに由来している。


冬の寒さからロシア蔵と呼ばれているそう、その寒さがいい酒造りに繋がるのだろうけど。


お酒の搾り機と酒粕。搾ったばかりの酒粕は板状。


酒粕をタンクで熟成させると、発酵が進み、ねっとりとした酒粕となる。まさに袋詰めにしているところ。酒粕の香りが一面に漂っている。


昭和を感じるこういう光景には萌えてしまう。


応接間、ただただ圧倒されます。


第十三代当主加藤有慶さん。お忙しいところ、ありがとうございました。

最後にお酒の試飲、大きなぐい呑みに、なみなみと注いでくれるので、全部飲まなきゃ失礼なんじゃないか、でも飲んだら泥酔だよと、しばしどう対応していいか悩みました…(汗)。

ようやく納得のいくお酒が造れるようになってきて、これから首都圏などにもどんどん展開していきたいとのことですので、試飲会などでも見かける機会は多くなるのではないでしょうか。
コメント
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