何となく歩いた結果

デジカメを持って色々な場所に出没し撮影した写真を公開。最近は東京の夜と里山をメインテーマに撮影中。システム開発の話題も。

酒蔵めぐり(8) 上喜元(1)

2013-04-21 11:50:16 | 酒蔵巡り・酒イベントレポ
米どころ庄内で上喜元を醸す蔵元・酒田酒造さんの蔵見学に行って来ました。4月13日だというのに空からはアラレが降ってきたり青空が見えたりと不思議な天気。


まずは酒づくりの基本お米から、空調完備で管理されてます。既に甑倒し(お米を蒸すのを終了すること)しているそうですが、米はまだあるのでまだ作るかも、ということでした。


お米は洗米してからこの甑(こしき)で蒸します。これだけ巨大な釜でお湯を沸かして、米を洗ってセットしてと、大変な作業だな、といつも思う。


蒸した米は放冷機と呼ばれる機械で冷まします。


酒田は北前船で賑わった町、市内のあちこちに昔の賑わいを感じることのできる建物が残っている。この建物も明治後期のもの。


古民家が好きなので実際に使っている建物内に入れて大興奮。


麹室にも入れて頂きました。真ん中にある台で米をかき混ぜ、モヤシと呼ばれる麹のタネを振りかけ麹を造ります。この台は重さを量ることができるそうで、経験とカンだけでなく、酒造りにデータを加えることで、若手の蔵人も早く成長するとのことです。


試験管に入っているのは酵母、いろいろな酵母を使い分けることによって様々な酒にすることができる、まさに微生物マジック。

次回に続きます。
コメント
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