何となく歩いた結果

デジカメを持って色々な場所に出没し撮影した写真を公開。最近は東京の夜と里山をメインテーマに撮影中。システム開発の話題も。

酒蔵めぐり(13) 喜久水酒造(2)

2013-09-05 14:11:57 | 酒蔵巡り・酒イベントレポ
秋田県能代市、市街地の真ん中にある喜久水酒造、全国新酒鑑評会で金賞を何度も受賞している実力のある蔵。


食べる米と同様に精米した米を洗うが、酒の場合には、甑(こしき)を使って米を蒸す。


蒸した米を冷ました後に麹を作る。これは麹を作るというか面倒を見る機械、この機械を使うことにより手作業で作るよりも、安定した品質を保てるようになったとのこと。


酒蔵というと、タンクの中の醪を櫂棒でかきまぜて、という風景が浮かんでくる。このタンクで酒を発酵させたり、保管したり。タンクひとつで1.5トンの仕込みができるそう。


できたお酒を搾るのは、酒を袋に入れ、上や横から圧縮して搾るやり方が一般的だけど、真ん中に見える銀色の機械は遠心分離で搾る装置、なんか凄そう。


できたお酒は、瓶詰めして、ラベルを貼って、出荷して、と最終段階。大吟醸から普通酒までラベルは多岐に渡るが、酒に色がついているわけじゃないし、当然、貼り間違いは許されないしで緊張を強いられるだろう。


喜久水では焼酎も作っていて、これは焼酎を蒸留する機械。


出来た焼酎を樽で貯蔵している。

トンネルで熟成させた酒、なんか旅情をかきたてられる…。
首都圏ではあまり見かけないけど、実力のある蔵なので見つけたらぜひ買って欲しいと思う。
コメント
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