栗原市栗駒鳥沢地区北西部、集落道を上がって行くと、山側法面にヨモギやススキ
が生えていて、その間を埋めるかのようにクズの葉が茂っています。
南西向きの日当たりの良い法面の草地ですから、何かおもしろい植物が生えているかも
と、草地を見ながら歩いていると、クズの葉の間に赤紫色の小さな花を見つけました。
「何だろう ? シソの仲間のような ?」
葉を見ると、株によっては先端側が2~3裂しているものがあり . . . 本文を読む
栗原市栗駒鳥沢地区北西部、丘陵地の東向き斜面に開削された林道を上がって行く
と、山側から枝を展開する低木があって、枝葉の間から赤い実が覗いています。
赤熟した小さな実と楕円形の葉から、ウメモドキと思われます。
庭や公園などに植栽されている木に比べると、実生りがあまりよく無いですね。
ウメモドキの解説文を読むと、湿地や渓流沿いなどの、日当たりのよい湿った場所に
自生するとあります。それに対して、こ . . . 本文を読む
栗原市栗駒鳥沢地区北西部、小沢に沿った荒れた林道を上がって行くと、生い茂る
草の間に白い花が咲いています。丈のある茎を伸ばして、たくさんの花を付けている
ので、アケボノソウでしょうか。
歩み寄ると、やはりアケボノソウで、端正な星型の花弁が印象的です。
林道には木々が被さり気味に茂っているため、半日陰になっていますし、土は湿り気
のある赤土ですから、アケボノソウにとっては心地良い環境なのでしょう。
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栗原市栗駒鳥沢地区、小集落の背後の丘陵地に伐採跡地があって、かなり草木が
茂っていますから、伐後5~6年は経っているものと思われます。
秋の野草が咲いているかも、と作業道を上がって行くと、斜面で何かが動きました。
素早く目で追うと、三頭のカモシカが斜面を上がって行くところです。
その内の一頭が、ちょっとした高みに上がって私の動きを見張っています。
この時気づいたのですが、毛色が白いですね。白いカモ . . . 本文を読む
栗原市栗駒鳥沢地区の貯水池脇の林道を歩いていると、山側から何本かのハギが
枝垂れていて、今を盛りに咲きそろっています。でも・・ヤマハギの花はほぼ終わ
ったはずですから、別の種なのでしょうか ?
花を観察するとヤマハギよりも白い部分が多く、少し離れて見ると花穂が淡紅紫色
に見えますから、種が違うように思われます。
キハギなのか、あるいは別の種なのか、帰宅後に調べることにしましょう。
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