気仙沼市本吉町山田地区、川沿いの集落道を歩いていると、側溝脇に細かく切れ込んだ
葉が地際に茂っています。一見するとノコギリソウのように見えますが、よく見ると
レース編みのような繊細な葉ですから、セイヨウノコギリソウでしょうね。
冬のうちから、このように根生葉を茂らせているんですね。
民家からさほど離れていませんから、植えられたものか、逸出したものかは判りません。
二枚とも2018.12.16撮影
セイヨウノコギリソウの別名はヤロウ、或いはアキレアとも呼ばれます。
このアキレア(Achillea)は、ギリシャ神話に登場する英雄アキレスが、この植物を
傷薬として利用したことに由来するといわれています。
これは古くから傷の治療や血止めに用いられてきたことを、物語っています。
セイヨウノコギリソウの葉を揉んで傷に貼ると、血止めや抗炎症作用があるようです。
この全草を乾燥させたものを、生薬名で西洋蓍草(せいようしそう)と呼び、煎じて服用
すると、胃液分泌促進作用があり、健胃、強壮、発汗、通経に効果があるとされます。
2018.12.16撮影
キク科ノコギリソウ属の多年草で、ヨーロッパ原産の帰化植物。草丈は30~100cm。
我国へは明治20年(1887年)頃に、観賞用として渡来したとされる。これが逸出して野生
化し、現在では全国に分布する。道路法面や草地、耕作地周辺などに生える。
地下茎によって個体を増やすので、群生する傾向がある。
根生葉は長い葉柄があり、葉身は線状楕円形で長さ6~10cm、3回羽状深裂。各裂片は線形。
茎は直立して上部で分枝する。茎葉は互生し、長楕円形〜線状楕円形で長さ6~9cm、幅1cm
ほどで無柄。2回~3回羽状深裂し、各裂片は線形。
花期は6月~9月、茎頂に散房花序をつけ、多数の頭花を咲かせる。頭花は直径6~8mm、
中心部は両性の筒状花で、周囲に白〜淡紅色の舌状花が5枚つく。
果実は痩果。
葉が地際に茂っています。一見するとノコギリソウのように見えますが、よく見ると
レース編みのような繊細な葉ですから、セイヨウノコギリソウでしょうね。
冬のうちから、このように根生葉を茂らせているんですね。
民家からさほど離れていませんから、植えられたものか、逸出したものかは判りません。
二枚とも2018.12.16撮影
セイヨウノコギリソウの別名はヤロウ、或いはアキレアとも呼ばれます。
このアキレア(Achillea)は、ギリシャ神話に登場する英雄アキレスが、この植物を
傷薬として利用したことに由来するといわれています。
これは古くから傷の治療や血止めに用いられてきたことを、物語っています。
セイヨウノコギリソウの葉を揉んで傷に貼ると、血止めや抗炎症作用があるようです。
この全草を乾燥させたものを、生薬名で西洋蓍草(せいようしそう)と呼び、煎じて服用
すると、胃液分泌促進作用があり、健胃、強壮、発汗、通経に効果があるとされます。
2018.12.16撮影
キク科ノコギリソウ属の多年草で、ヨーロッパ原産の帰化植物。草丈は30~100cm。
我国へは明治20年(1887年)頃に、観賞用として渡来したとされる。これが逸出して野生
化し、現在では全国に分布する。道路法面や草地、耕作地周辺などに生える。
地下茎によって個体を増やすので、群生する傾向がある。
根生葉は長い葉柄があり、葉身は線状楕円形で長さ6~10cm、3回羽状深裂。各裂片は線形。
茎は直立して上部で分枝する。茎葉は互生し、長楕円形〜線状楕円形で長さ6~9cm、幅1cm
ほどで無柄。2回~3回羽状深裂し、各裂片は線形。
花期は6月~9月、茎頂に散房花序をつけ、多数の頭花を咲かせる。頭花は直径6~8mm、
中心部は両性の筒状花で、周囲に白〜淡紅色の舌状花が5枚つく。
果実は痩果。
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