白樺小舎便り(しらかばごやだより)

北信濃の田舎暮らしの日々

巻機山(まきはたやま)

2011年08月28日 13時53分18秒 | 日記

かみさんと73歳の義姉を伴って越後の巻機山に登った。

日本百名山のひとつで、全国から登山者がやってくる。

一般ルートの尾根道から離れて沢ルートへ。

割引沢(われめきさわ)、支流のヌクビ沢は美しいナメ滝がたくさんある。

しぶきを浴びながらのシャワークライミング。

名前も知らない花の数々が迎えてくれる。

このたおやかな草原状の頂の上に山頂はある。

 

この山に最後に登ったのは25年も前のことだ。

当時は静かな山だった。

広島から来たという老登山者は直下の避難小屋で泊まるという。

奈良から来た人もいる。東京からの青年もいる。

一頃ほど大勢の人が押し寄せてくるという状況ではないが、それでも人気の山だ。

帰路は井戸尾根という一般コース。

美しいブナ林が続いていた。

 

車で帰る途中、清津峡温泉に立ち寄った。

源泉かけ流しの、鄙びた温泉。入浴料300円もうれしい。