その名もゆかしいほたるぶくろ。
我家の庭ではその花が今が盛りと咲き誇っている。
もう夏至も過ぎ、太陽は南に帰り始めている。
アジサイも咲き始めた。百合の花も咲いている。
植物たちは美しい花を咲かせるのに、安倍政権は不毛な戦争法案を成立させようとなりふり構わずゴリ押し。
アメリカの戦争に日本の若者たちが駆り出され、殺し殺される事態になる。
日本の若者よ、他人事ではない。徴兵制がひかれ、真っ先に駆り出されるのは君達だ。
君たちの未来は自らの手で切り開け。決して戦争する国への道を許してはならない。
未来は青年のものだ。
僕は『戦争を知らない子どもたち』の世代だ。
戦後民主主義の恩恵を一番受けた世代かもしれない。
あの、愚かな戦争を二度とふたたび繰り返すまい、という気配が濃厚に感じられた。
そして、人類初の原爆の被害に、原水爆禁止の運動にささやかながら関わって来た。
『原爆許すまじ』という歌も歌った。この28日には平和行進にも参加する予定。
そんなふうにして、僕らは平和を守る為に力を尽くしてきた。
だが、そんな僕らの世代も次第に年齢を重ね、今や老境に入った。
今こそ若者の出番。君達が君たちの未来を切り開くために声をあげ、立ち上がる時だ。
『戦争反対。憲法守れ』
そんな声が国会周辺のみならず、日本の津々浦々で沸き起こることを願う。