富山の3人の女性がへっぽっこアルピニスタというブログを綴っていた。
山登りに目覚めた3人が、それぞれの山登りを、持ち回り風に綴っていた。(頻度が違うけれども)
遭難騒ぎになりそうな失敗もやらかしたこともあり、ハラハラドキドキしながら見守っていた(つもり)。
それでも果敢に山に挑んでいく姿に、自分が山を始めたころの初心を思い出したりして、ワクワクしていたのであった。
アルプスばかりでなく、マラソンにもチャレンジを広げ、トレランにも活躍の場を広げた。
親近感を覚えたのは、実は、僕の走る記録と、ほとんど変わらない走力によるものだった。
元々、山登りが専門の爺さんには、ロードのランはかなり辛いものがあって、長距離を走るのは6分/kmくらいなのだが、ちょうど同じくらいのペースなのだった。
隊長のはるみんさん、セレブさん、シングルさんの流しそうめんセットを背負っての登山など、ずいぶん楽しそうだなあと思わず笑ってしまうほど。
ところが、8月31日、突然につぎのようなメッセージが掲載された。
『※へっぽこアルピニスタは永久に不滅ですが、ブログは暫くの間 お休みすることになりました。
楽しい登山は絶賛継続中ですので、どこかでお会いしたら 是非 声かけて下さいね(^-^)
ありがとうございました。』
楽しい登山は継続中とのことで、ひとまずよかった。
最近富山の木こりさんの記事の中で、はるみんさんに山で会ったとの記述があるので、ああ、山を楽しんでいるんだなあとホッとする。
会ったこともない人たちだが、山を楽しみ、ランを楽しんで、それを率直に綴っていたへっぽこアルピニスタたちに勝手に親しみを覚えていた。
突然のお休み宣言に、ちょっと、それはないよ、と思った。
多分、ブログを綴るのも、かなりの時間と労力を必要としたのだろう。
へっぽこがその域を脱して、立派なアルピニスタに成長していく結節点でもあるのだろう。
やがてまた、お休みが終わって、帰ってきてくれることを、クリスマスの夜に、そっとサンタさんにお願いしてみる。
富山の冷たい風の中、元気に登り、走っているだろうか。