白樺小舎便り(しらかばごやだより)

北信濃の田舎暮らしの日々

山の日 志賀高原のシンボル笠岳へ

2020年08月12日 19時48分45秒 | 日記
山の日、遠くの山へは行かない。多分混み合うと思うから。
わが村の裏山ともいえる笠岳へ行くことにした。
それでも標高は2,076メートルある。立派な二千メートル級の山。この山は清水栄一氏の信州百名山のひとつ。遠く日本海からもドーム型の山の姿が、空気の澄んだ日には見えるという。
この山は車で1,900メートル位まで行けるので、30分もあれば山頂に立てる。

夏の雲と秋の雲が同居している。

峠の茶屋はお休み。

フジバカマにアサギマダラ。


花はいつも心のカンフル剤。

元旦にいつも登っている飯縄山も霞んでいる。

急な階段が続く。

雲が流れる。

山頂の笠岳神社。

さすがに山の日。

定位置。
向こうに見えるのは横手山。

この笠岳の麓には山田牧場が広がる。
スキー場もあるのだが、昨今のスキーブームの終焉で青息吐息の状態。牛の放牧も数が減り、この地区の旅館や飲食店の経営も大変らしい。
この山田牧場に、足湯を作り、ドッグランも整備して観光客を呼び込むという計画を村当局が計画した。なんと1億1千万円掛けるという。
そんなことをしても観光客が増えるとはとても思えない。愚策としか言いようがない。
ここには素晴らしい自然がある。だが、ここから滋賀草津道路に抜ける林道が今年いっぱい通行止め。これではなかなか足が向かない。
温泉もある。日本のサンモリッツともいわれたこの山田牧場はとてもいいところだ。