数人に声をかけ、地区の住民センターを使って五月から始めたそば教室。
八月は九月の第二日曜日に開いた。
コロナ禍の元、密集、密閉、密触は避けなければならない。
これまでの参加者は二~三人。
今回は初めて四人の参加となった。
初めてという人はいないので、手際よく準備は進む。
親子で参加されたOさんは自前の道具を購入し、やる気満々。
二回目の参加のNさんは奥様の父が手作りしたという麺棒を持参。この麺棒は断面が少し円ではない為、気長に紙やすりで修正するようアドバイス。
そばの栄養と効能について記したプリントを元に簡単にウンチクを語るが、早く打ちたいという雰囲気がアリアリなので、さっそく粉の計量から。
Oさんは八ヶ岳、Nさんは黒耀という銘柄を選択。ともに高山製粉の粉で初心者でも打ちやすい。
二八そばなので、そば粉四百グラム、中力粉百グラム。加水率は四十四~四十五パーセントなので、二百二十、二百二十五㏄を用意。そば打ちは加水の一グラム多い少ないが致命的な結果を生みかねない。
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水回しが始まる。
一次加水で八十パーセントの水を加えて掻き回す。
この作業の良し悪しが決定的な結果をもたらす。
そば粉は小麦粉と違い水を吸ったら離さない。手早く均一に水を回すことがポイント。
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これから練りの行程。
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丸延し。
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麺棒を使っての丸延し。
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麺棒で̚角出し。
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延し。
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切り。なかなか細く切れない😥
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自分で打った蕎麦の味は格別😁
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自分でも脇で打ちながらの撮影なので所々しか写せなかった。
今回はゴマダレにした。おいしい。本当は氷を用意して締めればもっとおいしくなるのだが。次回考えよう。
それぞれ、自分の打ったそばを試食した。
Nさんは家で奥様が家で湯を沸かして待っているという。奥様も蕎麦が大好きだという。
今回で四回目だが、改めて気が付いたことがある。
自分では何気なくやっていることが、慣れない人にとっては案外むずかしいということがある。
指を立てての水回し。菊練り。角出し。猫手での延し。細く均一に切る事。
改めて結構技術を要することなのだなと。
ほとんど先生というべき存在を持たない自分にとって、教えるのはむずかしいことなのだなと。
そういう点では、教えてもらっている。謙虚でなければならない。相手をリスペクトすること。そば打ちを通して交流し、ともに腕を磨いていくこと。
同じ粉、水を使い、同じ時間茹でる。とてもシンプルだ。ところが、打つ人によってまるで違ったそばになる。陶芸のように形で決まるものではなく、味わい食感、いわゆる旨さが違ってくる食べ物を他に知らない。
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飯のメニュー。
ナスのおやきは郷土食。十個以上は食べられる。別腹だ。