その名もゆかしいほたるぶくろ。
我家の庭ではその花が今が盛りと咲き誇っている。
もう夏至も過ぎ、太陽は南に帰り始めている。
アジサイも咲き始めた。百合の花も咲いている。
植物たちは美しい花を咲かせるのに、安倍政権は不毛な戦争法案を成立させようとなりふり構わずゴリ押し。
アメリカの戦争に日本の若者たちが駆り出され、殺し殺される事態になる。
日本の若者よ、他人事ではない。徴兵制がひかれ、真っ先に駆り出されるのは君達だ。
君たちの未来は自らの手で切り開け。決して戦争する国への道を許してはならない。
未来は青年のものだ。
僕は『戦争を知らない子どもたち』の世代だ。
戦後民主主義の恩恵を一番受けた世代かもしれない。
あの、愚かな戦争を二度とふたたび繰り返すまい、という気配が濃厚に感じられた。
そして、人類初の原爆の被害に、原水爆禁止の運動にささやかながら関わって来た。
『原爆許すまじ』という歌も歌った。この28日には平和行進にも参加する予定。
そんなふうにして、僕らは平和を守る為に力を尽くしてきた。
だが、そんな僕らの世代も次第に年齢を重ね、今や老境に入った。
今こそ若者の出番。君達が君たちの未来を切り開くために声をあげ、立ち上がる時だ。
『戦争反対。憲法守れ』
そんな声が国会周辺のみならず、日本の津々浦々で沸き起こることを願う。
日本より人口の少ないドイツは戦後の外交方針を大転換して海外での武力行使にも参加するようにしました
アフガニスタンにも参戦し、戦死者も出しました
しかし、長年続けていた徴兵制を辞めています
英国はアフガニスタンで13年間地上戦を戦いましたが、戦死者は約450名
年換算だと約35名
徴兵制は全く必要ありませんし、実際英軍は長年志願制です
第二次世界大戦後、集団的自衛権を理由に徴兵制となった国はありません
もっとも、戦前のように朝鮮半島を併合し、満州国を作り、中国大陸で大規模な地上戦を行い、フィリピンを占領し、インドあたりで戦うようなら徴兵制が必要となりますが、今の日本にそのような軍事力は到底ありませんし、そもそも米国が許しません
米国言いなりの政権のもとで、防衛学校の卒業生が自衛官になることを避けるものが増え、その結果国家による強制的な狩りだしが行われることを危惧しています。米国の肩代わりで戦争をするようになれば、志願制だけでは済まないと思います。憲法9条の戦力は保持しないという枠組みを取り払ってしまえば、もう何の歯止めも聞かなくなります。一日138億円程の軍事費を現在でも使っているのです。これを福祉、暮らしに使えばどれほど国民生活が良くなるでしょうか。集団的自衛権という名目で戦争できる国への道を開けば、もう後戻りはできません。