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そろそろ

路上音楽情報紙『ダダ』編集発行人・青柳文信のブログ

第3次路上音楽ブーム、爆発直前の異変。新宿コマ劇場の閉館。

2008-10-20 23:33:59 | 路上ライブ


 「路上音楽のブームは、10年に1度」というのが定説
になりつつある。第1次と言われるブームは、1980年代
の終わりから、90年前半のバブル経済の時期。

 第2次は、通称、「ゆずブーム」と言われる1990年後
半から、2000年代前半の時期。そして、第3次ブームの
火がつきはじめた今、写真のような風景を見た。

 ここ最近は、演奏者が激減したが、第1次ブームから今
日まで、東京・新宿の路上演奏のメッカ、新宿・コマ前の
シンボル、コマ劇場が年内で閉館になる。

 北島三郎さん、氷川きよしさん、細川たかしさん・・・。
こうした方々の座長公演の看板を前に歌っていた若い歌い手
達の姿が蘇る。嗚呼。

    路上音楽情報紙『ダダ』編集発行人・青柳文信




「のえの追悼」は、やっぱ、この場所でないと。新宿小ガード。

2008-10-20 00:10:22 | 路上ライブ


 色々な場所で追悼の気持ちで歌いました。埼玉の志木、
栃木の佐野・・。でも、「ここで歌わない事には、本当に
追悼した事にならない」と思って、新宿・小ガードで歌っ
てきました。

  でも、現地につくまでに思ったのは、この街のいたる所
に「のえの影」あるという事。最初にのえの歌を聴いたのは、
駅前広場。そして、大ガード、コマ前でも歌ってた。

 その他、あの頃(18年位前)の歌い手には、「歌えそ
うな所なら、どこでも歌う」という発想があったから、どこ
ででも歌った。ペペのわきのレンガのひな段、靖国通りに面
する「歌舞伎町1番街」と書かれたネオンの下でギターを弾
いた事もあった。

 のえには、新宿という街と、一つの時代を感じる。

 ご冥福をお祈りします。

      路上音楽情報紙『ダダ』編集発行人・青柳文信



追記・上は新宿・大ガード。あの頃は、最近、マンホールと
いうバンドでがんばっている久家くんがよく、スライドをき
めていた(ギターは、今も使っているギブソンL-1のリシュ
ー、と言っても、ごく最近の復刻でなく、ピラミッド・ブリ
ッジのやつ。わかる?)。



下は、新宿・東口駅前広場。のえがよく活動していた頃は、
ブルースバンドすし(後に、バーレスクエンジンを名乗る。
ハープのコハラさんは、最近、クレイジーケンバンドと絡
んでいる)が、よく演奏していた。