
革靴、1足、つぶれにけり。外見は、少し
痛んだ程度かな。でも、かかとに穴が空いて、
一歩一歩、踏み出す度に痛くてしようがないのよ。
今年は、2册目の路上本を完成させるために、
たくさん取材の旅に出た。仙台、新潟、福島、
山形、郡山、宇都宮、佐野、足利、水戸、浜松、
名古屋、藤沢、鎌倉、川越・・・。
これだけ歩いたから、靴もつぶれた。まぁ、
「勲章」ととらえる。でも、これだけの交通費、
労力をかけても、もらえるギャランティは知れた
もの。雑誌に特集記事を書いていた方が、全然、
効率がよいのだ。「本を出そう」などと悪い病気
にとりつかれたものだ。
こんな夢を何度も見てはいけないなぁ。
もっと、もっと生産的でありたいと願うのだ。
路上音楽情報紙『ダダ』編集発行人・青柳文信
追記・とか言いつつ、もう、次、その次の本のプラ
ンがある。どうしようもない人生になりそうだ。
トへー!!!