
『北九州音楽全史』なる本を
買うために、
渋谷のタワーレコードへ。
店内を見渡すと、鮎川誠さんの
追悼の文字があり、
複数の音楽雑誌が
鮎川さんの追悼企画を組んでいた。
しかし、件の3月に出たばかりの
『北九州全史』は、都内に沢山ある
タワーレコードの中でも、
渋谷の店位にしか扱いがなく、
しかも、渋谷の店の店員は、
その本の存在も知らない。
しかも、「ある」という場所に行ったら、
わずか1冊しか在庫がなかった。
綾川誠という人を徹底的に知ろうと
思ったら、博多、若松などの北九州エリアの
音楽シーンに踏み込まざるを得ないはず。
流行りのように、
追悼、追悼と言うけれど、
結構、底の浅い追悼がなされているのでは?
そんなことで、鮎川さんは、
本当に、喜ぶのだろうか。
「のぼせもん」という言葉を使いながら、
自分の音楽のルーツを話す
鮎川さんの姿が思い出されてならない。
路上音楽情報紙『ダダ』編集発行人・青柳文信
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