2/25~26は、西穂高独標のガイドでした。
2月もいよいよ最終の週末。「冬」の終わりが近づいてくるようで寂しさを感じるこの頃です。
それでも山はまだまだ冬山真っ只中。3日前の春のような気候と打って変わって、冬型の天候が厳しくなった今回はしっかり厳冬期の西穂でした。
意外と積雪の少ない今冬の西穂高稜線。しかし強風とガスのしっかり厳冬の様相。気合十分の本気モードで独標をめざしました。
独標の到着~! 厳しい環境にメゲズ、頑張り抜いた3名様。関東地方からぞれぞれが初対面の方々でしたが和気あいあいで協力し合いながら頑張って登りました。パーティー登山にとっての『大切なこと』を見せていただいた感じでした。
下ることは登ること以上に難しく大切なこと。より慎重に確実に下りました。
今回もまたまた西穂登山後のお楽しみ。先日は「豚骨」でしたので今回は「醤油ラーメン」を頂きました。ホーっとした気分にさせてくれるB級グルメです。
快晴の下で登山できることは最高の幸せです。しかし実は今回のような厳しい状況の下での登山こそ様々な経験を積むことができる格好の環境なのです。確実な歩行技術やアイゼン・ピッケルワーク、休憩の仕方・・・雪山登山には身に付けなければならない技術ばかりです。また防寒、防風対策も雪山登山にとって重要な『技術』です。 自身にとって比較的厳しい環境での経験こそが、力の底上げ、さらには余裕を持った行動に繋がるのだと思います。 そういう意味でもとても充実した2日間でした。(って勝手に自己満足しています~)