旧ソ連で生まれた格闘技『サンボ』の研究所

サンボの技術・トレーニング法を徹底的に研究します。

固いところ

2005-01-04 18:08:05 | サンボの技術

 サンボでは体の固い部分と、柔らかい部分の使い分けが大事になってきます。固い部分の代表は、アキレス腱固めの際に使う手首の骨(橈骨茎状突起)です。

 その他、状況に応じて膝だとか肘なども使うのですが、アキレス腱固めの時、抱えが浅く手首の部分で極める事が出来ない場合、まれに骨盤を利用して極める事があります。おへその少し下の両側に骨盤のでっぱりがありますね。この部分を上前腸骨棘といいます。

 脇をしっかり絞め相手のつま先を固定します。そして、腰を浮かすような感じで、上前腸骨棘を相手のアキレス腱に押し付ける様に極めていきます。