足のキーロックと言われる「膝固め」なんですが、あまり、スパーリングで(当然試合でも)使っている人を見ることがありません。
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技は知っていても、実際かけてみると、自分の腕の力よりは相手の足の力が強く、上手くいかないというのが、理由だと思うのですが、少しやり方を変えてやることによって使える技になるのです。
まず、相手の足に自分の足を絡めますよね。足を絡めてから、ほとんどの方はお尻をマットにつけ、腕の力で相手の足を取りにいっています。こうすると、結局腕の力だけで相手の足を引っ張る事になりますし、足を取るまで時間がかかりますので、相手に防御されてしまうのです。
足を絡めてから、お尻をマットにつけず、相手の足にかぶるように、体ごと取りにいけば、お尻をついてから取りにいく場合と比べ、時間のロスはありませんし、腕だけで取る訳ではありませんので良く極まります。(相手が足を伸ばして防御しようと思っても絡まれた足に体重がかかってますし、抱えられてますので逃げられません。)
フィニッシュは出来れば図の様な形で極めるのが理想です。ひっくり返ってしまうと、相手に腕十字や股間節を極められてしまうリスクが出てきます。(私は、わざと相手に膝固めをかけさせ、足が絡んだ瞬間、自分から転がり、逆に極める技を得意にしていました。)
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初級トレーニングを開始して1ヶ月も経たない方から、「効果が現れてきました!」というメールが続々と届いています。
ウエイトなどの効果が現れるのは3ヶ月~6ヶ月と言われていますので、常識から考えると、ありえない話ですが、力(体)の使い方を身につけるのが、初級編での目的ですので、すぐに効果が現れても不思議ではない訳です。
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大田区・南蒲田の小田川道場にケトルベルを置かしていただいております。稽古の後、ケトルベルのトレーニングも行う予定ですので、お近くの方は是非、ご参加ください。