その日は京急生麦駅近くの竹の湯に行こうと決めていたのだが、営業日をちゃんと確認しなかったせいで、竹の湯はあいにくの休業日。仕方なくこのまま帰ろうか迷ったのだが、近くに翠湯というのがあることが分かって、そこを訪ねることにした。
竹の湯から7~8分。生麦駅からも10分足らずで到着。この辺は、ちょっと脇道に入っただけで、ずいぶん雰囲気が変わる。
肝心の翠湯だが、神奈川公衆浴場業生活衛生同業組合のホームページによると、「なにも自慢するものはありませんが、常時ゆったり入れます」との店主のコメントがあり、それを読んでそのつもりで入ったのだが、期待を裏切る混雑ぶり。たまたま混む時間帯だったのかもしれないが、駅前の朝日湯と比べても同じ19時ながら、こっちのほうがはるかに混んでいた。
建物外見はというと、たしかにチープな感じはするが、下足箱や脱衣場、浴室にしても清潔感があり、照明も明るい。銭湯は、本来こうあるべきというお手本みたいな感じだ。
お金を支払うと、服を脱いで浴室へ。浴室は、下町の銭湯らしく小さい。ただ、こういうタイプにしては珍しくサウナがある。でも水風呂はなし。おそらく水風呂までスペースを確保できなかったのだろう。
カランは手前側で、奥に浴槽。カランは壁際に固定シャワーがついて、島カランはシャワーがない。立ちシャワーは、家庭にあるようなハンドシャワーだが、蛇口をひねっても水もお湯もでず。
浴槽は、二つに分かれていて、6対4ぐらいの割合。ぬるい湯とあつい湯で、広いほうがぬるい湯だ。
最初に白濁ぽいあつい湯に手を入れてみたところ、予想以上に熱くてびっくり。温度計をみたら48℃。感覚的には微妙なところだが、それぐらいはありそうだ。
ぬるい湯はというと温度計が40℃を指し示していたが、こちらも40℃にしては熱い(しかもこれが本当だとしたら、落差がありすぎる)。多分、最低でも43℃はあるのではないか。それと、ぬる湯はバイブラなのだが、そのバイブラが狂ったように吹き上がっている。こんなに激しいバイブラははじめてだ。そのため湯船全体が波立ち、常時体が揺さぶられる。バイブラの真ん中に入ると顔にしぶきが掛かって、普通に座っていられない。
こうしてバイブラ湯と格闘したあとにあつい湯へ入ろうとしたら、年配の入浴客から「熱いから水を埋めてもいいかな?」みたいな感じで話しかけられた。
こちらは「かまわないですよ」とこたえたのだが、あつい湯が苦手なら、はじめからぬるい湯に入ればいいと思うのだが…。
結局、その人は水を埋めずにぬるい湯に入ったあとにあつい湯に入っていた。
そのあつい湯だが、体を慣らして入ってみると、当初手を入れたときよりも熱くは感じなかった。あつい湯は深浴槽なので、真ん中に寄れば自然とお腹ぐらいまでは浸かる。ただ、やはりというべきか、しばらくすると足先がジンジンしてくる。あまり長湯は禁物とギリギリまで待って勢い良くあがると、体は真っ赤になっていた。
それからしばらくして、若い人があつい湯に入ったのだが、その人もしばらく浸かったあとに勢い良く出てくる。先の年配客も、出るときは勢い良くあがってた。みんな熱い湯に入ると、いつ出ようか考えながらギリギリまで我慢して、出るときはつい勢い良く出てしまうのだろう。
壁画は、横長のタイルをモザイクにした絵で、山脈を描いている。
カランは、笑ってしまうぐらい場所取りが横行。そこそこ人が入っていたため、ほとんどのカランに私物を置きっぱなし。椅子や桶を元に戻さないので、足りない状況が発生。ほかの客が「ここ使えますか?」と隣の人に聞いてる始末だった。このへんは、店側としてきちんと注意喚起すべきだろう。
【評価チェック箇所】
・値段 470円
・アクセス(道程) ほどほど近い
・周辺の環境 住宅街
・混雑ぶり かなり混んでいた
・清潔さ きれい
・接客 入ったときの受付の男性は普通。帰り際の女性は愛想がとても良かった
・客層 中高年。若い人もそこそこ
・脱衣所 狭いけどきれい
・休憩所 脱衣場と兼用
・シャワーの出 普通
・備え付け なし
・貸しタオル あり(無料)
・サウナ あり
・温度 熱い
・壁画・眺望 地味だけど珍しい
住所
〒230-0052 横浜市鶴見区生麦3-16-21
電話
045-521-3400
営業時間
15:00〜23:30
定休日
不定休
※神奈川公衆浴場業生活衛生同業組合HP転載
竹の湯から7~8分。生麦駅からも10分足らずで到着。この辺は、ちょっと脇道に入っただけで、ずいぶん雰囲気が変わる。
肝心の翠湯だが、神奈川公衆浴場業生活衛生同業組合のホームページによると、「なにも自慢するものはありませんが、常時ゆったり入れます」との店主のコメントがあり、それを読んでそのつもりで入ったのだが、期待を裏切る混雑ぶり。たまたま混む時間帯だったのかもしれないが、駅前の朝日湯と比べても同じ19時ながら、こっちのほうがはるかに混んでいた。
建物外見はというと、たしかにチープな感じはするが、下足箱や脱衣場、浴室にしても清潔感があり、照明も明るい。銭湯は、本来こうあるべきというお手本みたいな感じだ。
お金を支払うと、服を脱いで浴室へ。浴室は、下町の銭湯らしく小さい。ただ、こういうタイプにしては珍しくサウナがある。でも水風呂はなし。おそらく水風呂までスペースを確保できなかったのだろう。
カランは手前側で、奥に浴槽。カランは壁際に固定シャワーがついて、島カランはシャワーがない。立ちシャワーは、家庭にあるようなハンドシャワーだが、蛇口をひねっても水もお湯もでず。
浴槽は、二つに分かれていて、6対4ぐらいの割合。ぬるい湯とあつい湯で、広いほうがぬるい湯だ。
最初に白濁ぽいあつい湯に手を入れてみたところ、予想以上に熱くてびっくり。温度計をみたら48℃。感覚的には微妙なところだが、それぐらいはありそうだ。
ぬるい湯はというと温度計が40℃を指し示していたが、こちらも40℃にしては熱い(しかもこれが本当だとしたら、落差がありすぎる)。多分、最低でも43℃はあるのではないか。それと、ぬる湯はバイブラなのだが、そのバイブラが狂ったように吹き上がっている。こんなに激しいバイブラははじめてだ。そのため湯船全体が波立ち、常時体が揺さぶられる。バイブラの真ん中に入ると顔にしぶきが掛かって、普通に座っていられない。
こうしてバイブラ湯と格闘したあとにあつい湯へ入ろうとしたら、年配の入浴客から「熱いから水を埋めてもいいかな?」みたいな感じで話しかけられた。
こちらは「かまわないですよ」とこたえたのだが、あつい湯が苦手なら、はじめからぬるい湯に入ればいいと思うのだが…。
結局、その人は水を埋めずにぬるい湯に入ったあとにあつい湯に入っていた。
そのあつい湯だが、体を慣らして入ってみると、当初手を入れたときよりも熱くは感じなかった。あつい湯は深浴槽なので、真ん中に寄れば自然とお腹ぐらいまでは浸かる。ただ、やはりというべきか、しばらくすると足先がジンジンしてくる。あまり長湯は禁物とギリギリまで待って勢い良くあがると、体は真っ赤になっていた。
それからしばらくして、若い人があつい湯に入ったのだが、その人もしばらく浸かったあとに勢い良く出てくる。先の年配客も、出るときは勢い良くあがってた。みんな熱い湯に入ると、いつ出ようか考えながらギリギリまで我慢して、出るときはつい勢い良く出てしまうのだろう。
壁画は、横長のタイルをモザイクにした絵で、山脈を描いている。
カランは、笑ってしまうぐらい場所取りが横行。そこそこ人が入っていたため、ほとんどのカランに私物を置きっぱなし。椅子や桶を元に戻さないので、足りない状況が発生。ほかの客が「ここ使えますか?」と隣の人に聞いてる始末だった。このへんは、店側としてきちんと注意喚起すべきだろう。
【評価チェック箇所】
・値段 470円
・アクセス(道程) ほどほど近い
・周辺の環境 住宅街
・混雑ぶり かなり混んでいた
・清潔さ きれい
・接客 入ったときの受付の男性は普通。帰り際の女性は愛想がとても良かった
・客層 中高年。若い人もそこそこ
・脱衣所 狭いけどきれい
・休憩所 脱衣場と兼用
・シャワーの出 普通
・備え付け なし
・貸しタオル あり(無料)
・サウナ あり
・温度 熱い
・壁画・眺望 地味だけど珍しい
住所
〒230-0052 横浜市鶴見区生麦3-16-21
電話
045-521-3400
営業時間
15:00〜23:30
定休日
不定休
※神奈川公衆浴場業生活衛生同業組合HP転載