#稲荷湯
2022年8月20日閉店
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東急池上線
#石川台駅
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▲池上線の石川台駅
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▲かなりビミョーな場所にある駅だ
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▲奥に改札口
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▲地図をみると、右が現在地で左にみえる呑川のそばに稲荷湯の文字がみえる
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▲歩いて6分ほどの距離
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▲さっそく改札口を出たら右の坂道を下っていく
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▲生憎の天気で、駅についた途端に雨が降り始めてしまった
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▲ここはとにかく坂道の街だ
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▲左にみえるのが雪が谷八幡神社
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▲八幡神社の真ん中あたりに来ると右に進む
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▲右を向いたところ
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▲すぐにここでストップして
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▲左折
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▲右斜めに進み
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▲ここを真っ直ぐ歩く
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▲突き当たりにきたら右折
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▲右に向いたところ
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▲直進して
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▲ここを左折
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▲あとはそのまま進めば
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▲稲荷湯がみえてくる。どんなルートを通ってもあみだクジのように歩く必要がある
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▲閉店のお知らせ。訪れたのは20日の最終日だった
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▲到着
玄関に入ると左右に下足箱があり、左はキータイプで、右奥が木札だった。
横には水槽が置かれ、夏だと涼しい気分にさせてくれる。
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▲閉店ということで、常連客が花を贈ってくれたのだろう
扉をあけて中に入れば、右側に受付のフロントがあった。座るのは60代前半ぐらいの女性。
「こんにちは。フェイスタオルの貸しタオルありますか?」とたずねると、後ろから出してくれて1000円札を出したら500円のお釣りが返ってきたので、無料だったようだ。
対応はごくふつうで、まるでこれからも営業を続けるような雰囲気だった。
フロントの横(入り口から見て正面)にはこじんまりとしたロビーが用意され、大きなテレビも置いてある。
女湯は左側で、男湯は右側。
のれんをくぐると、広さはふつうであるが最終日ということで人でごったがえしていた。
なんとか右側にあるロッカーを確保すると脱いだ服をすかさず押し込む。
真ん中には座るテーブルがあり、左側には洗面台と無料で使えるドライヤーが設置してあった。入り口そばにはマッサージチェア。
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出典:東京銭湯ホームページ引用
浴室の扉をあけて中に入ると、浴室はものすごい人であふれ、これが最終日のお別れパワーなのかと感嘆した。
前回来たときはかなり前だったけど、ここまで混雑していた記憶はない。
ここはパイプで区切られた個室仕様のカランが浴室の真ん中に鎮座しており、こんなカランはスーパー銭湯でも見た記憶がない。創業時はかなり先駆的な試みだったのではないかと感じた。
ちなみにこの日はだいぶ混雑していたので結局使うことができなかった。
ほかには右壁から奥にかけてカランが並ぶのと、手前左右にはハンド仕様の立ちシャワーが2つ設置されていた。
カランの出はやはり老朽化のためか出の良いところと悪いところに分かれていた。面白いのは、空いていたところが軒並み勢いが弱かったことだ。やはり常連客たちはどこが良くてどこが悪いのかよく熟知しているようだ。いつもババを引くのは自分みたいな一見さんである。
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出典:東京銭湯ホームページ引用
▲パイプでパーソナルスペースを確保している
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出典:東京銭湯ホームページ引用
▲奥には、体が不自由な人向けのカランもあった。随所に気遣いが見て取れる
浴槽は左側に並び、最初の手前にあるのはサウナ。やはり小さなスペースだったが、覗くと綺麗な室内だった。追加料金は500円の印字に線が引かれて、300円とあった。初期の頃は強気の500円だったようだ。それだけ昔はサウナがスペシャルな設備だったのだろう。
そのサウナに隣接してあるのが水風呂。こちらは2人ぐらいが入れるスペースで、水温はかなりぬるめ。おそらく冷却してない水だろう。
そのお隣から湯船になっていて、こちらは主浴槽。浅浴槽で、温度は41℃ぐらいだった。
その奥が深浴槽で、ジェットバスとボディジェットが続く。
そしてここの目玉というべき設備が、黒湯だ。主浴槽の隣に設置された湯船で、詰めれば3人ほどが入れるちいさなスペースだった。
温度は若干低めで40℃ぐらいか。掛け流しで、濃度はまあまあといったところ。ともあれ大田区の代名詞である黒湯があるのは嬉しかった。
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出典:東京銭湯ホームページ引用
▲湯船は小さなけど黒湯
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出典:東京銭湯ホームページ引用
▲こちらは女湯
奥にある壁は絵画がなかったものの、一面に張られたタイルが古色蒼然とした風合いを醸しだし、昭和の哀愁感を漂わせていた。
間仕切り側は、のどかな田舎の風景がチップタイル絵で表現されていた。
天井を仰ぎみるとそれなりに綺麗だったので、最近塗り直したのかもしれない。
機械の老朽化を理由に残念ながら閉店になってしまったが、閉店にともなう混雑ぶりは結構なもので、地元の人たちから長く愛された銭湯だったのだろう。
若い人もかなり多く、ここでやめてしてしまうのはすごく勿体ないなと感じさせる賑わいぶりだった。
【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 石川台
経路 細い路地を歩いていく
周辺の環境 住宅
●空間演出
建物外観 自宅兼?
壁画・眺望 田舎の風景
統一感 あり
置物 水槽
照明 明るい
★設備
休憩所 ちいさなロビー
脱衣所 きれい
シャワーの出 勢いがある
浴槽の種類 バイブラ、ボディジェット、黒湯
サウナ あり
温度 40~41℃
棚 あり
男女入れ替え なし
■サービス
接客 ふつう
清潔さ きれい
貸しタオル あり(0円)
備え付け なし
◆人
受付 60代前半の女性
客層 高齢者や若者
【案内】
住所
〒145-0065
大田区東雪谷3−30−14
電話番号
03-3729-4526
アクセス
東急池上線「石川台」駅下車、徒歩6分
休日
水曜
営業時間
15:30−24:00
※東京銭湯ホームページ転載