#塩湯
2023年6月30日閉店
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JR中央線
#四ッ谷駅
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▲四ッ谷駅
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▲エレベーターに乗って
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▲改札口
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▲左の四ッ谷口方面へと向かい
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▲そのまま直進して
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▲外に出たところ
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▲真っ直ぐ進み
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▲横断歩道を渡ったら、右脇の道を直進する
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▲奥に見える黒いタクシーのところを左に曲がって
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▲左に向いたところ。タクシーを見送っていた人が「銭湯の写真を撮ってるんだよ。今月で閉店するからさ!」と大きな声で仲間うちと話していた
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▲裏路地にある銭湯だ
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▲到着
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▲閉店のお知らせが張ってあった。大正2年創業だという
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▲中に入れば右が男湯
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▲左が女湯
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▲入り口の横には、「ランナーさんへ ロッカー使用後必ず除菌スプレーでの散布清掃お願いします」と書いてある。汗を含んだ服を着ているからだろう
入り口を抜けると、番台ということですぐ左に受付があり、座るのは低く見積もっても90は越えているであろう女性。
「こんにちは」と声を掛けて、「貸したタオルありますか!」と大きな声で訊ねると、思いの外かくしゃくとされており、「はい、ありますよ!」とすかさずタオルを出してくれた。
千円札を出してお釣りが450円だったので、貸しタオルは50円だったようだ。
脱衣場はよくある昔ながらの作りという感じで、真ん中に島ロッカー、右壁にロッカーが並ぶ。
手前右には最新のマッサージチェアがあった。隣には不釣り合いな白い椅子も。
特段変わったところはないが、ここは四ッ谷で皇居に近いということから、ランナーの客がとにかく多い。いかにもマラソンしてきましたという格好の人が絶えず入ってくる。しかも当日は6月なのにすでに30℃を越えた日だったので脱衣場の中はかなり汗くさかった。
トイレは和式の土台に洋式のトイレが備え付けられていた。
浴室の扉を開けると、真っ先に目に飛び込んでくるのはサウナ。
手前の右側にあり、詰めれば8人ぐらいは入れるだろう。サウナブームだけど、自分が見たときはそんなに人が入っていなかった。
カランは真ん中に島カランが一つと、左の壁沿い、さらにサウナの奥側に沿って四つほど並ぶ。
シャワーは固定ではなくハンドシャワーで壁沿いのカランのみにあるのだが、数がそんなにないのと大抵が埋まっていたので使うことはできなかった。
立ちシャワーは入って左側にあるので、そちらを使うのが無難。勢いもあって使いやすかった。
浴槽は奥にあって、四つに分かれていた。なのでやや細切れ気味。
一番右から見ていくと、最初は水風呂で実質1人用のサイズ。水温は思った以上にぬるくて20℃以上はあったと思う。
その左となりがバイブラの完全1人用。
温度は高くて45℃以上はあっただろうか。かなり熱いのですぐに入れなかった。さらに隣はジェットバスの湯船で、薬湯仕様。バスフレンドのラベンダー湯だった。こちらも容赦ない温度で、たぶん45、6℃ぐらいだろうか。入ってる途中で熱くて肌が赤くなってきた。
最後の一番左は、深浴槽でこちらも薬湯。温度はここが一番熱くて、たぶん48℃ほど。なのでしばらく入っていると足先がジンジンしてきた。
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出典:東京銭湯ホームページ引用
▲男湯
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出典:東京銭湯ホームページ引用
▲こちらは女湯
▲こちらは女湯
客層は先述したとおりランナーが多く、高齢者よりも中年のほうが多いかも。しかも走り込んでるためみんはいい体型をしていて、自分のようなブヨブヨ体型は肩身が狭かった。
壁絵はタイル絵で雪の被った高山が描かれている。よくありがちな富士山の絵ではないので、経営者の出自と関係しているところかもしれない。
浴室の全体を眺めるとかなり老朽化が進み、経営者の年齢なども考えると閉店もやむなしかと感じた。
ここは大正2年創業なので西暦で言うと1913年。110年の歴史に幕を閉じることになる。
いま四ッ谷界隈の銭湯といえば塩湯だけなので、歴史ある街で銭湯が完全に消滅することになる。
近年ではランナーたちに愛されてきた銭湯でもあり、様々な人たちから惜しまれて閉店する。
【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 四ッ谷
経路 駅から真っ直ぐ
周辺の環境 オフィス街
●空間演出
建物外観 古い建物
壁画・眺望 タイル絵
統一感 あり
置物 なし
照明 ふつう
★設備
休憩所 脱衣場
脱衣所 昔ながらの作り
シャワーの出 使いやすい
浴槽の種類 水風呂、バイブラ、座湯、薬湯
サウナ あり
温度 45~48℃
棚 なし
男女入れ替え なし
■サービス
接客 元気
清潔さ きれい
貸しタオル あり(50円)
備え付け あり
◆人
受付 90代の女性
客層 高齢者やランナー
【案内】
住所
〒160-0008
新宿区四谷三栄町1-3
電話番号
03-3351-9179
アクセス
中央線「四ツ谷」駅下車、徒歩3分
休日
月曜、第2火曜
営業時間
15:00−23:00
※東京銭湯ホームページ転載